タフでありたいという
願いが強すぎて
自分には体力がないことを
認められない人は、
やはり「他人に負けたくない」
という気持が強いのである。
カラスは黒い、
レモンはすっぱい、
ブドウは甘い、
鈴は耳を押さえても鳴る。
あたりまえの事を歪めてしまうことが、
いかに無謀であるかわかるであろう
「自分を嫌うな」 著 加藤 諦三
大して頭も良くないんだから、
あまり欲張りなさるなよ
ビリにならなければそれで良いよ
私ら親の頭が良くないのだから
おまえの頭が良いはずないよ
と親からよく言われたモノだ
喜んでいいのか、よくないのか
複雑な気持ちだったけれど、
なぜか無謀な競争意識だけは
持つことがなかった
でも今のこどもはかわいそうに
親のできなかった事まで
背負わされて見るにしのびない
早起き鳥
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◆◆現在 9位◆◆
依存心が強い人は、
他人に認めてもらわないと
自分が支えられない。
だから何ごとにおいても
ストレートに勝負ができない。
そして、目的と
なってしまった試合においては、
負ける事を恐れる。
勝ち負けにとらわれる。
試合ばかりではない。
何ごとにおいても
失敗を恐れるようになってしまう。
「自分を嫌うな」 著 加藤 諦三
別に人に認めて
もらわなくても良いじゃない
試合に勝ったとしても
認めてもらえる保証はないかも
すべては自分の思い込み
そしてこだわり
失敗しても良いじゃない
もし失敗したとしても
その失敗したその経験が
自分には絶対必要なんだから
成功したとしてもその結果
今までの何倍もの
苦しみが待っているかもしれない
成功も良し、失敗も良し
どっちでも結果がベスト
どんな試合にも全力投球
愉しもうではないか
早起き鳥
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◆◆現在 9位◆◆
われわれは受験戦争という
不健全な競争が終わると
とたんに安易な生活を選ぶ。
それ以後は、
競争はできたら避けようとする。
競争を楽しむことができない。
競争は健全なものであるならば、
本来楽しいものである。
「自分を嫌うな」 著 加藤 諦三
不健全な競争を
回避することができた自分としては
なんとすばらしい人生だったと顧みている
大學受験は推薦入学でパス
就職試験は交通事後のように
幸運だけで大願成就
大企業や公務員は
就職がゴールなのである
だから就職してからの
目標、生き甲斐は極めて偏っている
ある人は肩書きや権限を求めようとし
ある人はおかしな活動に走ってしまう
またある人は腑抜けのようになって
精神障害に陥ってしまう
でも自分のように就職がスタートの人間には
ごくごく自然に
日々こつこつと精進あるのみ…
でもそれは、きわめて異質な
存在であるのかもしれない
早起き鳥
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◆◆現在10位◆◆
世界的に活躍する
二人の日本の音楽家
小澤征爾と武満徹の対談で
「音楽」と題する本が出ている。
その中で小澤は次のように言っている。
「正直言って、日本の音楽は
本当にやろうという
気概の人が少ないのね…
お客さんも、音楽が本当に
好きで聴きにきている
という感じが薄いのね…」
「もうひとつ日本の音楽界に
欠けているのは、
昂奮と言ったらおかしな言い方だけど、
音楽をやる昂奮だよね…」
「自分を嫌うな」 著 加藤 諦三
音楽やスポーツを
悲壮感漂わせて続けていても
楽しくもなんともない
特に才能や能力を競う
アスリート達の苦しい練習などは
みていて悲壮感でしかない
恥ずかしながら自分も
水泳の競技を続けているが、
つい最近まで勝ちたい一心で
必死だった
楽しいはずの水泳が
苦しくてしかたがない
またその苦しさを
克服してこそ結果を残せる
そんな根性主義で練習していた
でも最近、加齢とともに
五十肩など共存
身体を労りながら
レースに出場する楽しみのほうが
優先順位が高くなって来た
それは勝てないひがみかもしれないが、
楽しみの延長線上に勝利があれば
なんとすばらしいことだろう
早起き鳥
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◆◆現在10位◆◆
弱い人間に「変われ!」と
暗黙に求めてくる人は多い。
まず初めは親である。
親は子どもを愛したつもり
でいるかもしれない。
しかし、それは親の気持ちにそって
愛したにすぎないのである。
今までの彼は自分の気持ちにそって
愛されたことがあるだろうか。
もしかすると、生まれてから
一度もなかったのではないだろうか
「自分を嫌うな」 著 加藤 諦三
相手の身になって
可愛がったかどうか
生まれてまもない乳飲み子を
心から愛おしんで
抱きしめて育てかかどうか
人間にとってもっとも必要な
本当の愛を
幼児から少年時代に
受けることができたら
歪んだ人間になろうはずがない
愛情とは酸素とよく似ている
酸素が不足した人生
そして無酸素状態の人生
考えただけで恐ろしい
愛情無しで精神は完全に
死んでしまうにちがいない
早起き鳥
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◆◆現在11位◆◆