身体の大小、
寿命の長短、力の強弱、
心の利巧と馬鹿の
度合いのようなものは、
非常に差違があるものではない。
この間に特に一ヶ所だけ
厚いところを受けた者があれば
皆はこれを非凡という。
この非凡をしばらく別にしておこう。
すなわち、常人については
身体の大小、寿命の長短、
力の強弱などの分け前は
これをどうすることも出来ない。
しかし、一つだけ、
心の利巧、馬鹿だけは
学んでこれを変化することができる
「言志四録(言志録)」 佐藤 一斎 著
心の利巧と馬鹿を学んで鍛えて!
素晴らしい言葉、そして励まし
毎日心がけて、怠ることなく励行
その手っ取り早いのが読書
孟子や孔子、
そしてこの言志四録などを
毎日読み込み
心の底に落とし込む努力を
毎日怠ることなく励行すれば
神の域に達するは夢ではないかも
でも自分の場合、
たぐいまれな怠け者
その思いはあるのだが…!
この天の計らいともいうべき
怠惰の仕業は
何か意味があるのだろうか
なんて都合のよいことばかり心にわいてくる
ともかく、読書に励もう…!
早起き鳥
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自分が生まれる前、
この心は何処に
放たれてあったのか。
また、自分が死んだ後、
この心は何処に
帰著するのであろうか。
果たしてこの心は
生まれたり死んだりするものなのか。
ここまで考えてくると。
凛々として、
自ら恐れ慎む気持ちになってくる。
その理由は
わが心が実に天そのもの
であると感得されるからである。
「言志四録(言志録)」 佐藤 一斎 著
最近よく考えることに
脳は頭のなかにあるけど、
心はどこにあるのだろう
心臓あたりにあるのか
脳のなかにあるのか
きっと身体の外
にあるのではなかろうか
心と、魂とは違うのだろうか
自分の心は自分だけのモノ、
身体の外
にあるのも理解できない
きっと自分の心とは
永遠に生き続ける神聖なるもの
神様に違いない
自分の体のどこかに
宿っているのかもしれないけど、
三次元ではない多次元の世界で
僕を支えてくれているにちがいない
そんな神様たる、僕の心が
僕が困るようなことをするはずがない
早起き鳥
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道理の行き届いた言葉には
誰でも服従しないわけにはいかない。
しかし、その言葉に
激しいところがあると、
聴く人は服従しない。
無理に押しつける
ところがあれば、服従しない。
身勝手な私心を挟む
ところがあれば、服従しない。
言う人の便利をはかろう
とするところがあると、服従しない。
凡そ、道理が行き届いている
(と思う)にも拘わらず、
人が服従しない時には
君子は自ら反省するものだ。
まず、自分自身が心から服従して
しかる後に
人は服従うするものである。
「言志四録(言志録)」 佐藤 一斎 著
今景気をよくするための
アベノミクス
でも後世の人たちに
より一層の負担を強いることのないように
消費税の増税、やむを得ぬ事
でも賛否両論、いろんな意見がある
後世の人たちに
より一層の負担を
強いることのない制度
という点では反対の余地がない
でも実施面についての
手法や目的、その効果
いろいろな意見があって
考えさせられる
でも今の自分の負担が増える事
異論を唱える私こころの人は
総スカンを食らうべきところ
よくよく考えて
そもそも今ほどの便利快適
さらに、より一層の
便利快適が必要なのだろうか…?
早起き鳥
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事を処理するのに
自分の方に道理があっても、
そのなかに僅かでも
自己の便宜のためにする
という私心が
挟まれておるならば、
これが道理上にも障碍となって
道理が通じなくなるものである
「言志四録(言志録)」 佐藤 一斎 著
私心、自己中心、上から目線
事を処理するにあたって難しい課題
自分としては、謹んで戒めている
でも自分の胸に手を当てて省みれば
ほとんど私心を挟んで
事を処理してきたような気がする
私心を挟むとかではなく
私心そのものそれだけで対処
反省の気持ちしかない
相手の身になってと口では言っても
その対処法は自分に対して
必ず益であることは必須条件
なんともいやはや
私心を挟むことなく事に当たるは
神業としか言いようがない
早起き鳥
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人から信用を
得ることは難しい。
いくらうまいことをいっても、
人は言葉を信用しないで、
その人の行いを信ずる。
いや、本当は行いを信ぜずに、
心を信ずるものだ
心を人にしめすことは
難しいのであるから、
信を人に
得ることは難しいことだ。
「言志四録(言志録)」 佐藤 一斎 著
信用という財産
自分一代で作って行くのは
なかなか難しい
もし親の信用を相続したとすれば
それは大きな遺産相続
そして、その信用は
どれだけの価値を産むことだろう
それだけに受け継いだ
先代の信用に
自分の信用をさらに積み増して
より一層の信用を得たならば
子々孫々まで
信用という大きな財産は
膨れ上がり、
右肩上がりの繁栄はゆるぎない
でもたった一度の信用失墜が
すべてを崩壊させてしまうから
油断できないことも
また間違いない事
だから、信用を守るのではなく
日々、信用を勝ち取る
攻めの努力が必要だと感じた
人から信用を得ることは難しい…!
早起き鳥
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