早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

医療が死を台無しに...!

2016年01月15日 04時52分22秒 | 読書







 死が避けられない

定めであるのなら

せめて悲惨な最期にはしたくない

と誰もが願います。


けれど、残念なことに

望むような最期を迎えられる人は

決して多くありません。


死は人生のクライマックスであるべきなのに、

その死の場面までも医師が

患者さんやその家族から無造作に奪い取り

台無しにしてしまうことが多いからです。


病院で迎える死が、

家庭で迎える死のように穏やかでないのは

最後の瞬間まで

無益な延命措置などの医療を

施してしまうことにも原因があります。


  「生き方上手」
          日野原 重明 著
     







 高齢である日野原先生の

この言葉はものすごく重いもの

今の医療について、そして家族に

大きな衝撃を与えることだろう


家族はなんとか一分一秒でも

長く生きて欲しいと延命措置を願い

医療サイドも

最後の荒稼ぎとも思えるような過剰医療

苦しむのは死にゆく人であって

なんとも嘆かわしい


これが今の終末を迎える

医療現場なのだと思う


でも最近は死にゆく人自身が

その瞬間を自ら選択して

延命措置を拒否できるようでもあり

楽に眠るように

旅たちたいと願うのもうなづける


それならどうぞ退院してご自宅で

などという病院だけには

お世話になりたくないものだ


     早起き鳥




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