ユダヤ人と日本人は、
いじめられやすい民族だという。
まったく有り難くない共通点がある。
いじめはまた、成功の代償であろう、
毛色が違った者が成功すると
強く妬まれるものだ。
もちろんこの二つの民族には
大きな違いもある。
日本の固有な信仰である神道は
多神教であるが、
どのような宗教でも包容する
ということで寛大である。
それに対してユダヤ教は
一神教であって、
極めで独善的である。
「富と成功の秘訣」 マーヴィン・トケヤー
訳 加瀬英明
ユダヤ人は自己主張が強く、
はっきりとした個性によって
生きているのに対して、
日本人はつねに周囲に溶け込もうと
努めており、和を重んじる。
ある意味、日本人は
目立たず控えめである。
こんなに控えめな国なのにどうして、
世界からいじめられる歴史を
背負ってきたのかと思う。
それも徹底的にやられてきた。
そして今、経済的にもまた虐げられ、
苦しい状況にある…!
でも、なぜか、少しずつ
こんな苦しい状況さえも幸せに思う
人が増えてきているように思う。
どんなに貧しくて、オシャレなど、
とてもできないけれど、
身だしなみだけは、きちんとして、
一日一日を刻んでいる。
そんな人を目にすると
まだまだすてたものじゃない!
そんなふうにも思う。
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◆◆現在7位◆◆
私は、ユダヤ人が
いわれのない差別を
受けてきたと言った。
確かに、いつの時代であっても、
邪悪な指導者や
一部に邪悪な人々がいるものの、
邪悪な民族などあるはずがない。
これは圧迫するほうについても、
圧迫されるほうについても
同じことが言える。
ユダヤ人も日本民族も、
天然資源に恵まれたわけではなかった。
人だけが資源だった。
そこで、ユダヤ人と日本人が
このように大きく成功してきたのは
教育によるものである。
「富と成功の秘訣」 マーヴィン・トケヤー
訳 加瀬英明
ユダヤと日本、
歴史的にも民族的にも
まるで異なっているにも関わらず、
この二つ民族のあいだには
驚くほど似ているところがあるようだ。
日本の徳川300年と言うのは
世界と隔絶の孤立した暮らしを営んできた、
そしてユダヤは迫害や差別によって
閉じ込められた暮らしを余儀なくされてきた。
しかしそういう暮らしの中でも
教育というものについては
世界のどの国にも劣ることのない
質の高い教育を行ってきており
民族の上昇志向は驚くほど強く、
個人にしろ、組織社会にしろ、
社会的地位を高める事に努力してきた。
この教育こそ、二つの民族にとっては
永遠の公共事業なんだと思う。
天然資源の乏しい国にとって
人だけが唯一の資源なのかもしれない。
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◆◆現在7位◆◆
しばしば、不便さを感じることも、
人づくりの重要な手段である。
不便さのなかにこそ、
人間として尊い基本が存在している。
特に幼年期には不便さを
体験することによって、
人としての基礎的な能力を
強めることができるし、
それだけ逞しくなるものだ
「富と成功の秘訣」 マーヴィン・トケヤー
訳 加瀬英明
便利快適のこの世の中にあって、
不便な事って感じなくなってきた。
子供の頃を思い出すと
一番不便な事は通学、
40分以上も歩いて通った気がする。
もちろん、町内の子ども達が
一緒に集団登校である。
あの昔の不便さがあったればこそ、
今の自分の体力があるような気がする。
今は両親が車で送ってくれるが、
かんがえもの、なのかもしれない。
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◆◆現在6位◆◆
私の学校では
暗記を重視している。
論理的な良い文章を暗記することが、
もっとも効果的だ。
今日では、幼年期や少年期に
難しいものを暗記させるのは
不要な負担をかけるという批判があるが、
長じた後に
幼い日を振り返ってみて、
暗記を強制されたことを
必ず感謝するものだ。
「富と成功の秘訣」 マーヴィン・トケヤー
訳 加瀬英明
今自分にできる
手っ取り早く可能な能力といえば
暗記して記憶することだろうか…!
何度も何度も原稿を音読して
明日のプレゼンにそなえる。
原稿を記憶した上で
自分の熱い想いを伝えられたら最高だ。
出来ばえ、評価は別として、
この一連の作業、
年齢と共に煩わしくなるけれど、
記憶と暗記、
さほど老化による、
能力低下は体力ほど感じない。
人の名前とか新しい記憶は
かなり落ちているが
古い記憶はさほど
落ちていない気がする。
そして暗記力、
若い時はもっとも苦手ではあったが、
今もそんなに変わらない気がする。
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◆◆現在6位◆◆
時間ほど大きな可能性を
秘めているものが他にあるだろうか。
人にとって時間は、
もっとも貴重な財産だ。
そして、人はみな平等に
時間を与えられている。
賢者も愚者も、
金持ちも貧乏人も、
同じ量の時間しか与えられていない。
人にとって時間は
もっとも大きな武器だ。
「富と成功の秘訣」 マーヴィン・トケヤー
訳 加瀬英明
自分自身、物欲と便利快適を
求めて、あくせくと
忙しい日々を送っている。
そして生まれるであろう
大切な時間…!
ところがまったく余裕がない。
とっても不思議な気がする。
物欲などは再現が無く果てしなく、
満足することがない。
結果的に不安にさいなまれ、
人との比較において
時間の余裕が
消えてしまうのかもしれない。
時間に追われることなく、
支配されることなく、
浪費することなく
大切な時間という財産を
支配したいものだ。
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◆◆現在6位◆◆