早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

医師たる者、患者を危険にさらすな...!

2016年01月04日 04時45分53秒 | 読書







 医学の進歩は皮肉なことに

患者さんをある意味

危険にさらす機会をふやします。


いわばハイテクノロジーのあだ。

医師というもの、外科医はことに

患者さんの犠牲があって腕を上げます。


成功率の低い手術とわかっていても、

また、自分の力量以上の

高度なテクニックが要求されようとも、

外科医はつねに

手術に挑戦する誘惑にかられます。

若い医師ならなおさらです。


「その患者さんが、あなたの子供であったら、

親であったら、愛する人であったら、

それでも手術をしますか」

この問いを、いつでも問う訓練をしなさい、

と私は若い医師たちに助言します。


  「生き方上手」
          日野原 重明 著
     







 なんと衝撃的な先生のお話し

そんな手術に患者の同意書を

求めることなど無責任すぎる

そしてつねに患者は

泣き寝入りすることのなんと多いことか


医師の目の前にある標的は

「病巣の患部」だけなのだろう

でもそれは患部に苦しむ

「病んだ人」であるはずである

医師たる者、

まずその病んだ人を癒す存在であってほしい


投薬にしても検査にしても不信感の連続

食事ができないほど食欲のない人に

与える薬の量の多いのにもビックリする

こうした医療の実態を招いたこと

医師サイドだけに問題があるわけでなく

われわれ患者サイドにも

問題があるような気がする


体の具合が悪くなれば、

迷うことなく医者へ

そして安易に救急医療に走ってしまう

医師に診てもらえば病気は治る、

と思うのは

医療への信頼というより、

むしろ過度の期待

無い物ねだりといえるかもしれない。


自分の身は自分で守る

という強い意志が絶対

と僕は思うのですが...?


     早起き鳥




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