一生懸命にやっていたつもりでも、
何かのキッカケで、
身にしみる想いをしたときには、
今までの一生懸命さが、
まだまだ力足りぬことに
気がつくことが多い。
身にしみるということは、
尊いことである。
ありがたいことである。
「道をひらく」 著 松下 幸之助
毎日懸命に生きて、
一日を終え、床につく、
ああすれば良かった、
あれはまずかったなと
想い出しながら、身に沁みて
いや骨身にしみて、
今日の仕事を振り返って見る。
ともかく、今日一日の仕事をやり終えた。
うまくゆくことはまれだが、
一生懸命だけは評価できる、
そんな一日であったことを喜びたい。
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景気がよくて、生活も豊かで、
こんな姿がいつまでもつづけば、
まことに結構である。
しかし、お互いには、
雨の日もあれば、風の日もある。
景気にしても好況のときもあれば、
不況のときもある。
いつも平和な、
いつも豊かなときばかりとは限らない。
それが人生である。
世の中である。
「道をひらく」 著 松下 幸之助
いついかなる場合にも、
何が起ころうと
沈着冷静に対処してゆけるよう、
常々、心の準備というか、
イメージトレーニングというか
平生の備えが必要だと、
よくよくわかっているのだが、
なぜかことが起これば
パニックになってしまう。
そしていつも、
この教訓を将来に生かそうと、
そう思うのである。
まるで進歩がなく、
恥ずかしい限りである。
でもそれが、自分であり、
これも自分の個性だと認識もしている。
とはいえ、なんどもパニックになっていると、
それなりに、免疫もできて、
気がつけば解決している
ということも多いのも事実である。
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戦いはまず
敵を知ることから始めよ、
とはよく言われることである。
太平洋戦争において我が国が負けたのも、
米国の力をよく認識していなかった、
相手を知らなかったからだといわれている。
それもたしかに一理であろう。
しかし、敵を知る前に、
まず「己を知る」ということである。
敵を知ることは難しいけれど、
己を知るということは
もっとむつかしい。
「道をひらく」 著 松下 幸之助
己を知る。
言い古された言葉ではあるが、
改めて、胸に強い衝撃が走る。
己とは?
今一度、検証してみる
必要があるのかもしれない。
ついつい自分を省みず、
相手ばかりみていることの
なんと多いことか…!
相手の問題ではなく、自分自身の問題
そうとらえると、
連戦連敗の敗因は
わが身にあったようである。
ある先生から教えてもらった
言葉を思い出した。
「省みて省く」
○○省とかいうお役所の仕事は
省みて省くことだと教わった。
われわれ公務の仕事は
己を知るプロなのかもしれない。
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一日精一杯の働きを終えて、
我が家の居間に
ゆったりとあぐらをかけば、
心もくつろぐ、
身もくつろぐ。
だから身を動かすのが
ついおっくうになり、
とかく小言の一つも
言われやすい。
我が家の居間なら
それでよいけれど、
やたらにあちこちで
あぐらをかかれたら
周囲の人が迷惑する。
邪魔になる。
「道をひらく」 著 松下 幸之助
くつろぐあぐらは良いけれど、
怠けるあぐらはいただけない。
それに一番は
あぐらは姿勢が良くない。
だから、あぐらはあまり好きではない。
いつもきちんと
姿勢良くしている方が、
かえって身体も心も
楽なような気がする。
そしてそれに加え、
この本に書いてある、
「自分の地位や立場に
あぐらをかいていないか?」
このぞっとする言葉に
脳天をハンマーでたたかれたようだ…!
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子供は親がこわい。
店員は主人がこわい。
社員は社長がこわい。
社長は世間がこわい。
また、神がかわい、仏がこわい、
人によっていろいろある。
こわいものがあるというのは、
ありがたいことである。
これがあればこそ、
かろうじて自分の身を
保たれるのである。
「道をひらく」 著 松下 幸之助
気の弱い小心者の自分にとって
世の中のすべてのものがこわい…!
こわくないものは…?
ちょっと探せないでいる。
こわいもの知らず…、
そんな時期もあったような気がするが、
その結果は恐ろしすぎる。
だから、この年になればこわいもの知らず
などという無鉄砲は考えられない。
とはいうものの
こわいもの知らずで突き進めるほど
情熱を注げるものがあれば
素晴らしいことなのだが…!
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