早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

レディーファースト...?

2016年03月31日 05時13分51秒 | 読書







 外国は、

「レディーファースト」といっても、

実験は全部男が

握っている感じなんです。

月給袋だって

女房に全部渡しませんよ。

今月はいくらだ、

いくらかかったと全部

男が出してやるかたちだからね



亭主が

「俺は男として

こういうことをやりたいんだ。

だから一年間だけ、

これだけの金がいるんだ。

それをお前、出してもらいたい」


とこう言っても、

それがどういうことか

わからないだろうと思うんだよ。


「あんた、なんでそんなことするの。

お仕事のことだったら

会社から出してもらえばいいじゃないですか」


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     






 「レディーファースト」

なにか化石のような

言葉になってしまったような気がする

世の中、やはり男性社会と言われているし

会社役員、代議士、閣僚、

どれをとってもまだまだ男性社会


でも昔のような

女性蔑視の世の中なればこそ

「レディーファースト」

という言葉は新鮮だったけど、

今はなんでも女性が

より進んで取り組み活動的


女性の尻に

敷かれているなんてものじゃなく

家族であろうと会社であろうと

組織の実権は完全に

女性の手の中にあるのかも...!



今週で終わる「あさが来た」

面白くて毎朝欠かさず見ているが

微笑ましい

「あさと新次郎」のかけあい

起業家「あさ」を

支えるやさしく理解ある「新次郎」


その底辺にある基本、屋台骨は

やはり旦那様

「新次郎」ではないかと思う



     早起き鳥




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ガムシャラな努力だけでは...?

2016年03月30日 05時59分55秒 | 読書







 「自分の仕事を楽しみにするように・・・」

いろいろ考えるわけだ。

楽しみとしてやるのでなかったら続かないよ。

どんな仕事だって。


努力だけじゃ駄目なんだということ。

ガムシャラな努力だけでは、

それは実らなかった場合、苦痛になる。

がっくりしちゃう。


これでは長くやっていけない。

仕事というものはそれが何であれ、

一種のスポーツのように楽しむ。

そうすることによって

きっと次の段階がみつかり、

次に進むべき道が見えてくるものですよ。


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     






 ガムシャラな努力だけでは

駄目ということ、身をもって体験している


僕の場合は、

そのガムシャラだけで生きてきた気がする

楽しみをみつけようといろいろ考えたけれど

夜、寝るのが辛かった


寝れば朝が来る・

その後の展開は不快、ストレスの

何ものでもなかった

だから、できるけ寝ないで仕事をした


でも疲れてくると、

不思議に吸い込まれるように寝てしまう

気がついたら、

朝になってしまった落胆が恐怖に変わる


でも、また朝がきたわけで

ガムシャラにならざるを得なかった

ガムシャラにならなければ

時間を消化することなどできなかった


とうとう不快というストレスは

体を痛めつけダウンすることとなったが

なるべきしてなった苦痛


好きなスポーツだったら

どんな辛い練習も楽しさを

見つけられたような気がするが

仕事で楽しみを見つけるというのは至難の技

池波先生のお話しはすごい...!


     早起き鳥




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仕事に身銭を切る...!

2016年03月29日 03時29分58秒 | 読書







 役人でも会社員でも

身銭を切りなさい、と。

仕事そのものにね。

同僚と酒を飲むことじゃないんだよ。

しかし、今の人は

仕事に身銭を切らないねえ。


職場でいつもお茶を

入れてくれる人がいるでしょう。

そういう人に盆暮れにでも

心付けをする人が、まあいない。


毎日美味しいお茶をありがとう...

そういってちょっと心付けをする。


こりゃ違いますよ、次の朝から。

当然、その人に

一番先にサービスをする。

そうすると気分が違う。

気分が違えば仕事の

はかどりようもまるで違ってくる。


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     






 確かに今の時代、

仕事に身銭を切る人などいないと思う

特に、公務員の世界では

ほとんどいない気がする


僕自身の場合を顧みれば

身銭を切りすぎた気がする

部下との呑み食いにである(笑)

毎月の月給分は呑んだと思う


部下を元気付け励ますためと称して

自分が呑みたかったのである

部下にとっては

迷惑な話だったのかもしれない


その証拠に僕が退職する時には

並の餞別しか頂けなかった

「先輩、退職の記念の会食を

セットしたので来てください!」

とお誘いを受けたこともない

身銭は捨て銭だったかも...!


でもお茶を入れてくれるパートの人に

盆暮れの心付けとは、

なんと素晴らしい

義理ではなく、心からの感謝の気持ち


そういう末端で支えてくれる人がいるから

今の自分があるのだと改めて実感...!


     早起き鳥




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池波先生が税金の取り立て...?

2016年03月28日 05時31分58秒 | 読書







 サラリーマンでは

仕事を楽しむなんてとても無理、

毎日同じで、単調で、

と思う人もいるかもしれないけど、

そんなことはない。


考えてもごらんなさい、

僕は役所の、それも

税金の徴収係をしていたんだ。

そんな仕事でさえ

「楽しむ」ことは

可能だったんですから。


差し押さえ係なんて、

あんな嫌な仕事はないと思うけれども

それを僕は、

いろいろとやり方を考えて、

実際、楽しみにしたものだ。


たとえば、日銭の入る店があるでしょう。

そういう店には、


「毎日来てあげるから、

一日千円でも二千円でも、

私によこしなさい・・・」


これなら相手は払いやすいわけだよ。


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     






 僕も公務員だから

先生のいうことは本当によく分かる

僕は技術職だから

部署も考え方も全く違うけど

事務職となれば

ありとあらゆる部署で

働く可能性がある

でも税金の取り立てだけは

一番嫌われる部署

おまけに差し押さえ係とは最悪


そんな部署に回されたら

職員は耐えるだけ

ほとんどの人が犠牲者として

あきらめの気持ちだけの仕事


その仕事に愉しみをみつけて

頑張った池波先生はすごい

さすがに何をしても

人の心に大きなインパクトを与える存在


だからこそ、国民的作家として

君臨されておられたに違いない

爪のあかでもいただきたい


それにしても税金の仕事は

恐ろしく大変な仕事

僕は技術職で本当に良かった


     早起き鳥




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そこへ至るまでのプロセスが...!

2016年03月27日 05時26分29秒 | 読書







 小説を書く志望の

人でもそうですよ。

すぐに流行作家になりたい

原稿を金にしたい

それでやっているんだから、いまや。


そこへ至るまでのプロセスが

本当は一番大事なんだ。


医者や作家志望に限らず

サラリーマンだって、

やっぱり同じことがいえるんじゃないの。


なんだか教訓じみていやだけども

下の仕事、人の嫌がる仕事を

もっと進んでやるということ、

それが大事なんじゃないかと思いますよ。

実際はね

やってみればこれが一番面白いんだよ。


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     






 一人前になるまでのプロセスが

一番楽しいし一番大事

それはやはり僕のように

退職して人生を振り返るから

言えることかもしれない


その苦しかったプロセスの

真っ只中にいたら苦しいだけ


振り返ってみれば

本当に辛いものがあった

でもどんな時も辞めようと

思う気持ちなど微塵もなかったし

どうしたらその問題を

解決できるだろうかと

そればかり考えて、

なんとか切り抜けて来られた


池波先生も役所での仕事の経験がおありだが

僕などは40年間役所で過ごした

昇進も懲罰も色々経験して今思えば

本当にそのプロセスは楽しかった

そしてやっと一人前と

言える立場になって晴れて退職


プロセスを受け入れて大切にして

頑張って来られたことが

本当に幸せなことだったと

感謝の気持ちでいっぱいである


     早起き鳥




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