宮司さんは子供のころからあまり頭が良いわけではなく、
学校の成績もよくなかった。
それなのにどうして医者になり、
そして宮司になれたのかわかるかな？
その理由の一つに
「続ける」ということがあるんだよ。
宮司さんは子供のころから神様に近づきたいと思い、
勉強も自分のためではなくて、
お母さんを喜ばせようとがんばった。
すると嫌いだった勉強が楽しくなってきて、
一日中でも勉強したくなり、
家に帰ってもずっと勉強を続けるようになった。
自分のために勉強しようと思うと
楽しみではなく苦しみだっただけれど、
お母さんを喜ばせようと思ったら
楽しくなったんだよ。
「にほんよいくに」葉室 頼昭 著
地道にコツコツ続けることこれが最高の生き方だといつも思っている
真剣に誠実に、一歩ずつ
なんの楽しみも、刺激的なこともないけれど
地道は素晴らしい
継続こそ最高の努力
牛のよだれのごとく細く長く
雨だれが石に穴をあけるように
ほんの小さい力を地道にコツコツ
気の遠くなるような継続こそ
目標達成の一番に近道だと信じている
どんなに結果に恵まれなくても
目標達成のためにたゆまぬ継続
毎朝、顔を洗い歯をみがくように
生活習慣化された地道なコツコツ
こうなってしまえば、強い
きっと近い将来に結果が見えてくるだろう
こんなことを小さい子供達に伝えられたら
素晴らしいだろう
続けるということの意味を
今一度自分にも胎に落とし込み
今日も笑顔を忘れず地道にコツコツ...！
早起き鳥
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オリンピックがあってみんなで応援していた。優勝した選手が金メダルととって、
泣きながら表彰台に立っていた。
僕は不思議に思って
「どうしてあの人は泣いているの？」
とおじいちゃんに聞いてみた。
「嬉しくて泣いているんだよ、
あの選手はこれまで誰もみてないところで、
血のにじむような努力を
続けてきたことを忘れてはいけないよ。
他の人が遊んでいる時も、
ずっと必死になって練習して
怪我や病気をしたり、
苦しいことや厳しいこともいっぱいあったはずだ。
だけど、どんなに大変なことがおこってもくじけずに
それを乗り越えて努力して、
それで金メダルをもらえたのだから、
ものすごく感動して、
嬉しくて涙が出てきたのだろうね」
「うーん、僕にできるかなあ」
「頑張ってみなさい」
とおじいちゃんが励ましてくれた。
「にほんよいくに」葉室 頼昭 著
努力...！しなくていいものならしたくない
疲れるし、まわりくどいし、面倒くさい
そんな努力
そしてその努力が報われるには
相当の努力が必要だし
報われず挫折することさえある
でもなにか目標に向かって努力する
それが人間というもの
動物達だって努力する
子供を育て守ることは努力の何物でもない
でも人間だけは夢の実現のために
短期的、中期的、長期的な目標を立て
目標実現のために必死に努力する
そしていつか夢の実現を達成する
スポーツ、芸術、科学技術...！
その夢のような事を考えるのも人間
人間は努力するために生きてきたのかもしれない
でも今は便利快適な暮らしの中で
努力することを回避できる
自分自身だって、全く努力のない一日が多い
美味しいものを食べて、寝て、
ボーッと一日が過ぎてゆく
そんな日のなんと多いことか
情けない話しである
やる気があれば車など使わず
足で歩いて通勤することも可能
昔の人が苦労ともなんともなかったことも
今では相当の苦労である
何が苦労で何が苦労でないのかは自分の感じ方
人がバカじゃないのと思えることでも
真っ正直に取り組むことも必要
まずしっかりと目標を立てて
その目標達成のために頑張らねば
目標を持てなくなれば
それは人として生きている意味がなさそうだ
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