早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

老いて学ぶも素敵...!

2014年04月30日 05時06分22秒 | 読書









少年の時学んでおけば、

壮年になってそれが役に立ち、

何事か為すことができる。


壮年の時学んでおけば、

老年になっても気力の衰えることがない。


老年になっても学んでいれば、

見識も高くなり、

より多く社会に貢献できるから

死んでもその名の朽ちることはない。


「学ばざれば、すなわち老いて衰う」

「老いて学べば、寿し」


  「言志晩録」 佐藤 一斎 著
     






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人生どんなときも

学ぶことを忘れるべからず


一番良いのは少年の時から

ずっと学ぶことがベストであるが

それもまた難しい

でもだからといって学ばねば衰う一路

老いてからの学びさえ素晴らしい


自分自身省みれば

人並みはずれ学びは遅く

五十の声を聞いてから

これからでも遅くはないと


時間を割いては

本を読む楽しみをみつけた

そしてこの楽しみの中で

学びながらも読み続けたい


     早起き鳥









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リップサービスは良い文章...!

2014年04月29日 03時59分53秒 | 読書









文章はいおうとする事の

意味がよく達すればよい

詩は心の向かう所を

いいあらわせれば十分である。


綺麗な言葉や文句を並べるのは、

口先きだけうまい事を

いうようなもので、

われわれの気持ちよし

とはしないところである。


  「言志晩録」 佐藤 一斎 著
     






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なんとも的を得た指摘

文章を書くという事は実に難しいもの

心に浮かぶ言葉はどうでもいいことばかり


何が言いたいのか?

何を伝えたいのか?

それさえも心が決まらず、

書き始めたところで

意味はない


日記、その日に何があったのか

そんな事をいくら書いたところで

なにも面白くない


朝目覚めて顔を洗っている時に

面白い事を思いついた

その面白い事は書かずにはおられない

そんなわき上がるような書きたい事

そんなきっかけがあれば素晴らしい


     早起き鳥









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一芸...!文章を作る事

2014年04月28日 03時08分44秒 | 読書









詩歌文章を作ることは、

一つの芸である。

これを善用すれば、

精神修養の学問としても益がある。


ところが、これに溺れると

志を喪うといって気に病むのは

ちょうど、むせぶのがいやだといって

食事をとらないようなものである。


つまらないことを気にして

肝要な心学による修養を

失うものといわざるを得ない


  「言志晩録」 佐藤 一斎 著
     






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文章を書くことが仕事だった

人の書いた文章を評価する立場でもあった

でもその文章は詩でもなく歌でも物語でもない、

日記でさえなかった


上司の挨拶文であったり

権限行使のための命令などの公文書

全く血の通わぬ無味乾燥の文章

行間を読むなど、もってのほか


責任回避、だれからもクレームがこない

徹底して味も素っ気もない文章


そんな文章作成に堪え難く

日記を書きはじめたことで

少しずつ自分の気持ちを

文章表現できるようになれた気がする


     早起き鳥









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聴衆が何を感じるか? 問題ではない

2014年04月27日 03時45分33秒 | 読書









学生達に講義するとき、

自分の口から出る言葉が、

自分の耳に入り

耳に入ったことが、


再び心に戻って来て、

それを自分の

警めとすることが大事にある。



自分の講義が

自分の修養上の利益になるならば、


必ずしも

聴講者が如何に感じるかなど、

問題としない。


  「言志晩録」 佐藤 一斎 著
     






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どことなく学生目線ではない

教師の上から目線ではないのかと違和感


この独りよがりのごとき講義を

「言志晩録」は何をといているのだろうか

と思う反面、


時々、人前で話す事がある経験から考えるに

学生という聴衆の耳に心地よい話ばかりでは

勉強にならないことも事実


自分が感動して自分の話しに酔えるようなノリ!

そんな講義でなければ

学生の心をとらえることなど

出来るはずはない。


     早起き鳥









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昨今の師!厳格な所など...?

2014年04月26日 03時32分10秒 | 読書









昔の儒者は自ら道徳を樹立して

人を教え世を導く師であった。

まさに「師は厳格であり、

その説く所の道理は尊いものであった」


ところが、昨今の儒者は、

言葉をいうだけであり、

その言葉も徳によれるものでなく、

つまる所、本物の影か響を

しめすだけであるからして

何の厳格な所などあろうか。


これは他人事ではないのだから、

自分も反省してみなければならない。


  「言志晩録」 佐藤 一斎 著
     






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人を導き説くためには

書物によりて学ぶことが肝要

さらに、経験にうらずけられたた知恵が必要


自分に厳しく

他人に優しい人でありたい!


解ってはいても

ついつい、俺が俺が...!

と自慢話しばかり

聞くものには耳の煩わしい話し


なんでそうなのかと思うけれど、

気がつけば俺が俺が,

そのくせ、人には


「自分中心の発想から目線をかえて

世のため人のためと説く」

話す人も聞く人も、

よくわかってはいるがまるで変わらない

人を導くは並大抵ではない


     早起き鳥









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