書斎の中にある
机・硯・書物の類いは言うに及ばず、
凡そ平素用いている物品は
知覚はないけれども、
皆それぞれに感応がある。
だから、それらの物品を大切に取り扱って
傷をつけたりこわしたりしてはいけない、
これもまた、徳を慎むことの一つである。
「言志晩録」 佐藤 一斎 著
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モノには知覚はないけれど、
感応がある
見事な言葉に感動
モノを大切にする真理が
この言葉に隠されている
「感応」ということば大辞林では
事に触れて心が感じ動くこと。
人々の信心に神仏がこたえること。
この感応こそ、
モノに対するだけでなく、
人に対する心そのもの
およそ、みのまわりに存在する
モノも生き物もこれすべて
生きとし生けるものである
愛おしく、可愛がり
愛すべき存在である
今日も生きている事に心から感謝して...!
早起き鳥
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