早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

ものを大切に扱う訳...?

2014年05月31日 05時31分34秒 | 読書









書斎の中にある

机・硯・書物の類いは言うに及ばず、

凡そ平素用いている物品は


知覚はないけれども、

皆それぞれに感応がある。

だから、それらの物品を大切に取り扱って

傷をつけたりこわしたりしてはいけない、

これもまた、徳を慎むことの一つである。


  「言志晩録」 佐藤 一斎 著
     





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モノには知覚はないけれど、

感応がある

見事な言葉に感動


モノを大切にする真理が

この言葉に隠されている


「感応」ということば大辞林では

事に触れて心が感じ動くこと。


人々の信心に神仏がこたえること。

この感応こそ、

モノに対するだけでなく、

人に対する心そのもの


およそ、みのまわりに存在する

モノも生き物もこれすべて

生きとし生けるものである

愛おしく、可愛がり

愛すべき存在である


今日も生きている事に心から感謝して...!



     早起き鳥







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この世の人は皆お客さん...!

2014年05月30日 04時32分42秒 | 読書









この世の人は

皆同胞であるのだから、

当然兄弟のように考え

付き合わなければならない。


また、この世の人は

皆お客さんでもあるのだから、

自分は主人と考えて

付き合わなければならない。


兄弟のすがたは愛である。

主人のすがたは敬いである。


  「言志晩録」 佐藤 一斎 著
     





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兄弟のように愛おしく

皆同様におつきあいを、この世の人

そして、主人のように

敬いの気持ちでおもてなし


そんな神や仏のこころで

この世の人たちとおつきあいができたら

なんと素晴らしいこの世だろう


でも現実は真逆の様相

どうしてこうなるの

世の人々そして我が心


なぜこうなるの...?

と訴えたくもなる

面白いものである。


人のあるべき姿が実によく理解もでき

心からうなずくことができるのに

まるでできないから人の世とは面白い


     早起き鳥







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未来を神にまかせる!

2014年05月29日 05時47分54秒 | 読書









気持ちよい生活を作ろうと思ったら、

済んだことをくよくよせぬこと、

滅多なことに腹を立てぬこと

いつも現在を楽しむこと

とりわけ、人を憎まぬこと

未来を神にまかせること。



世の中は、「今」より外はなかりけり

昨日は過ぎつ 明日は来らず


世の中は「ここ」

よりほかは なかりけり

よそにゃゆかれず 

わきにゃおられず


  「言志晩録」 佐藤 一斎 著
     





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今が楽しい、

そう思える人生でありたい

今のことなど眼中になく

まだ来もしない明日のことにくよくよと

人のサガとは厄介なもの


未来を神にまかせる!

なんと素晴らしい

でももっと進んで、

自分こそ神様なのだと思い込めば

もっと面白くなる


やおよろずの神様の国で、

自分のように

出来の悪い神様が一人くらいいても!

それが自分、

そんな出来の悪い神様でも

神様の端くれと思えれば

くよくよなどしないかもしれない...!


     早起き鳥







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未だ来ない将来を迎えに行く...!?

2014年05月28日 03時42分37秒 | 読書









時刻は一刻一刻

移り変わって行くものであるが、

われわれはいつでも心を

現在の一刻に

集中しておかなければならない。


事柄がまだ出現していないのに、

これを迎えることはできないし、

また、過ぎ去った事を

追いかけても追いつけない。


わずかでも、過去を追ったり、

来ない将来を迎えるということは

ともに、自己の本心を

失っている状態である。


  「言志晩録」 佐藤 一斎 著
     





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過ぎた事を悔いるな

将来を心配して取り越し苦労をするな

ただ今の一時を大切にして

最前を尽くせということである


それは本当によくわかっている

身に染みてわかっているはずなのに

済んだ事を後悔し

先の事に思い惑う

なんとも我が心とは稚拙なことか


でもその我が心とて自分

その稚拙な心こそが自分

そんな自分を大切に愛おしく思う


     早起き鳥







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自分に恥じない自分...!

2014年05月27日 04時31分47秒 | 読書









自分のいう言葉は

自分の耳で聴くがよい。

自分の立ち居振る舞いは

自分の眼で視るがよい。


自分で視、自分で聴いて

心に恥じなければ、

人もまた心服するであろう。


  「言志晩録」 佐藤 一斎 著
     




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自分が納得する自分でありたい

だから徹底的に自分を

自分の気に入るように磨きまくる

身も心も...!


こういう人、昔は沢山いたけど、

今は少なくなったような気がする

自分の意思とは違う容姿に価値観に

染まっているような気がする


なにせ、みんな同じようにその他大勢

男性も女性もみんな頭の髪を栗色に染めて

カジュアルな洋服に身を包み


片手にスマホを持ってSNSに夢中

良い情報、良いマニュアルと探し求めて

それを頼りに日々何も考えず時を過ごす


哀れ面白くもおかしくもない人生!

それを自分も真似ようとしているからおかしい...!


     早起き鳥







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