肺炎、気管支炎、膀胱炎、胆のう炎
骨髄炎、皮膚炎・・・等々、
「炎」のつく病気は
「炎症性疾患」と総称される。
体内で炎症が起こると、
「発熱」と「食欲不振」を伴うことが多い。
西洋医学では、
炎症の原因を細菌やウイルス、
真菌などの病原菌と見なし、
抗生物質や抗菌剤でそうしたバイ菌を殺し
「発熱」に対しては「解熱剤」を
「食欲不振」に対しては
「体力をつけるために少しでも食べるように」
と食を強制するか、
点滴で「栄養」を補うという治療がなされる。
米国ミネソタ大学医学部の教授だっ
たM・J・マレイ博士は
種々の実験を繰り返し、
「感染症をはじめ、病気にかかった時には
食欲不振に陥るが、
これは体の防衛機能の表現である」
という論文を米国臨床栄養学会誌に発表した
「食べない」健康法
石原 結實 著
この本にはマレイ博士の
実験結果が述べられている
その実験とは
感染症になっていないマウスと
感染症にさせたマウスに
毎朝、胃チューブで強制的に食べさせる群と
自由に食べさせる群
との4軍について
死亡率と平均生存日数の観察した
完成症にかかっていない軍は
強制的に食べさせようと自由に食べようと
死亡率はゼロである
しかし感染症にかかったマウスは
自由に食べさせた群では
死亡率43%そして平均生存日数は8.7日で
チューブで強制的に食べさせた群は
なんと93%が死に至り
平均生存日数は3.9日である
この実験結果から元気になるために
無理に食べることがいかに悪いかがわかる
食べることはかえって
病気を悪化させたり死を早めることが
マレイ博士の実験が証明している。
こんなアメリカの医師の実験結果を
どうしていまの世の中は公表して
食べることの悪影響をもっともっと
知らしめるべきと思うのだが、
こういう論文は製薬会社や食品会社、
もっといえば医療機関にも
都合の悪い論文なのかもしれない
早起き鳥
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