早起き鳥 

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食欲不振の意味・・・?

2018年04月22日 03時30分36秒 | 読書





 肺炎、気管支炎、膀胱炎、胆のう炎

骨髄炎、皮膚炎・・・等々、

「炎」のつく病気は

「炎症性疾患」と総称される。

体内で炎症が起こると、

「発熱」と「食欲不振」を伴うことが多い。

西洋医学では、

炎症の原因を細菌やウイルス、

真菌などの病原菌と見なし、

抗生物質や抗菌剤でそうしたバイ菌を殺し

「発熱」に対しては「解熱剤」を

「食欲不振」に対しては

「体力をつけるために少しでも食べるように」

と食を強制するか、

点滴で「栄養」を補うという治療がなされる。


米国ミネソタ大学医学部の教授だっ

たM・J・マレイ博士は

種々の実験を繰り返し、

「感染症をはじめ、病気にかかった時には

食欲不振に陥るが、

これは体の防衛機能の表現である」

という論文を米国臨床栄養学会誌に発表した



   「食べない」健康法

            石原 結實 著




     









この本にはマレイ博士の

実験結果が述べられている

その実験とは

感染症になっていないマウスと

感染症にさせたマウスに

毎朝、胃チューブで強制的に食べさせる群と

自由に食べさせる群

との4軍について

死亡率と平均生存日数の観察した


完成症にかかっていない軍は

強制的に食べさせようと自由に食べようと

死亡率はゼロである

しかし感染症にかかったマウスは

自由に食べさせた群では

死亡率43%そして平均生存日数は8.7日で

チューブで強制的に食べさせた群は

なんと93%が死に至り

平均生存日数は3.9日である


この実験結果から元気になるために

無理に食べることがいかに悪いかがわかる

食べることはかえって

病気を悪化させたり死を早めることが

マレイ博士の実験が証明している。


こんなアメリカの医師の実験結果を

どうしていまの世の中は公表して

食べることの悪影響をもっともっと

知らしめるべきと思うのだが、

こういう論文は製薬会社や食品会社、

もっといえば医療機関にも

都合の悪い論文なのかもしれない




       早起き鳥




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