早起き鳥 

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子供たちを愛していないの?

2018年04月02日 04時35分32秒 | 読書





 「子供たちは超のつく優雅な生活を

送ることにはならないだろう。」


バフェットは、子供に大甘なバカ富豪ではない。

従業員と接するように厳しく接し、

不用意にものを与えることはなかった。

あるときバフェットは、

子供達には自分が死んだ時に

50万ドルずつ遺すと話した。

あまりの小額さに、親しい友人である

ワシントン・ポストの社主

キャサリン・グラハムは驚き、

「子供たちを愛していないの?」

と涙を流したという。


だが、バフェットは、

50万ドルはやりたいことを始めるには十分だが、

何もしなかったら暮らせない金額であり、

子供が自分の人生を切り開くには

ちょうどいいと思っていた。



   「1分間バフェット」

            桑原 晃弥 著




     









50万ドルの遺産!

僕には夢のような話である

今の日本円にして5000万円ほど

確かに何かをして身を立てるには十分な資金

でも何もせず、放蕩三昧では

数年で無くなってしまう金額でもある

大富豪バフェットが子供達に

相続する資金としては確かに雀の涙


バフェットは子供達にはお金という金の卵ではなく

金の卵を産み出す金の鶏を残してやりたいのだろう

いやそれさえも子供達自らで作り出しなさいと

教えようとしているのかもしれない


僕は役人として勤め上げたけど、

何一つとしてモノ・カネを生み出す

技術も知恵も持ち合わせていない

だからリタイヤしても金を生み出す術がない

好きなことをして生きていけたらと思うけど

年金だけでの暮らしは貧しいものになってしまう

手っ取り早く投資と考えては見るけれど

日本ではあまりにも貧弱すぎる

30年も前には信託銀行の商品に

8パーセント複利のビックというのがあった

5年満期で満期時には元本が1.5倍になった

夫婦二人でボーナスを全てビックに充てて

5年間頑張って、慎ましやかに暮らした

5年経ってやっと少し裕福な暮らしができ

マイホームも車も手に入れることができたが

その後の金利は言わずもがな

子供達には10万ドルでも20万ドルでも

遺してやりたいものだが・・・


       早起き鳥




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