早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

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「飢餓ホルモン」

2018年04月18日 04時42分57秒 | 読書





 空腹のため、その血糖が下がった時に

血糖を上昇させるホルモンは、

アドレナリン、ノルアドレナリン・・・等々、

10種類くらい存在するが、

過食のため血糖が上昇しすぎた時に

それを低下させるホルモンは

インスリン1つしか存在しない。


 こうした事実からしても

人間は、空腹にはいかようにも対応して

生きる術を知悉しているが、

満腹の時には明らかに

食べ過ぎを原因とする病気を起こしてくる。


 空腹の時には「飢餓ホルモン」

ともよばれる「グレリン」が胃から分泌され、

脳の中で、記憶をつかさどる

「海馬」の働きをよくすることがわかっている。

つまり、人類は、

いつも飢えていたからこそ、

頭をよく働かせていろいろと工夫をこらし、

種々の発見をし、

物を作る技術を高めて生き延びてきた

 
 よって我々人間の体の生理は

空腹の時にこそ、正常に働き、

心身ともに健常性を

保つことができると言うことができよう。



   「食べない」健康法

            石原 結實 著




     









「飢餓ホルモン」の存在は

僕も知っていて

その働きも一応は理解している

人が常に満腹であれば、

体調に異変をきたすことも知っている

でも、でも、少食という習慣は

理屈抜きに難しい・・・

それほど、僕には食べたいという

口汚い心の病なのである


毎朝、ウオーキングをして、

そして、時間を作ってはスポーツクラブに通うのも

健康のためというよりは食べたい一心からである

なんと卑しい自分の心が情けない・・・

こんな自分に嫌気がさしてくる


子供の頃を思い出すと、毎日お腹を空かして

勤めに出ている母の帰りを待っていた頃が懐かしい

本当に今は病気そのもの、心の病に他ならない

まさに自分の心は自分の体にとって加害者

そして自分の体は被害者である


今一度、先生の本を読み返して

食べない努力をしなければいけないと痛感

世の中に大富豪と呼ばれる裕福な人たちがいるが

そういう人たちは決して美食家ではない

きっと慎ましい食生活をしている

だからこそ、大富豪と呼ばれる地位にいるのだろう



       早起き鳥




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