空腹のため、その血糖が下がった時に
血糖を上昇させるホルモンは、
アドレナリン、ノルアドレナリン・・・等々、
10種類くらい存在するが、
過食のため血糖が上昇しすぎた時に
それを低下させるホルモンは
インスリン1つしか存在しない。
こうした事実からしても
人間は、空腹にはいかようにも対応して
生きる術を知悉しているが、
満腹の時には明らかに
食べ過ぎを原因とする病気を起こしてくる。
空腹の時には「飢餓ホルモン」
ともよばれる「グレリン」が胃から分泌され、
脳の中で、記憶をつかさどる
「海馬」の働きをよくすることがわかっている。
つまり、人類は、
いつも飢えていたからこそ、
頭をよく働かせていろいろと工夫をこらし、
種々の発見をし、
物を作る技術を高めて生き延びてきた
よって我々人間の体の生理は
空腹の時にこそ、正常に働き、
心身ともに健常性を
保つことができると言うことができよう。
「食べない」健康法
石原 結實 著
「飢餓ホルモン」の存在は
僕も知っていて
その働きも一応は理解している
人が常に満腹であれば、
体調に異変をきたすことも知っている
でも、でも、少食という習慣は
理屈抜きに難しい・・・
それほど、僕には食べたいという
口汚い心の病なのである
毎朝、ウオーキングをして、
そして、時間を作ってはスポーツクラブに通うのも
健康のためというよりは食べたい一心からである
なんと卑しい自分の心が情けない・・・
こんな自分に嫌気がさしてくる
子供の頃を思い出すと、毎日お腹を空かして
勤めに出ている母の帰りを待っていた頃が懐かしい
本当に今は病気そのもの、心の病に他ならない
まさに自分の心は自分の体にとって加害者
そして自分の体は被害者である
今一度、先生の本を読み返して
食べない努力をしなければいけないと痛感
世の中に大富豪と呼ばれる裕福な人たちがいるが
そういう人たちは決して美食家ではない
きっと慎ましい食生活をしている
だからこそ、大富豪と呼ばれる地位にいるのだろう
早起き鳥
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