「利益を少し増やすために、
人のつながりを切り捨てていく人たちがいる。
金持ちになる意味があるのか。」
バフェットは、ソロモン・ブラザーズの
社員の報酬を削減しようとした時、
「お金が大好きな金持ちが
なぜ自分たちを強欲と非難するのか」
と反論されたことがある。
だが、その論理は的外れだ。
確かにウォール街の住人もバフェットも
大金を手にする点では同じかもしれない。
だが、前者がお金を稼ぐために
手段を選ばないのに対し、
バフェットはお金のために
誰かを犠牲にすることを極端に嫌う。
チャーリー・マンガーが、バフェットは
「わざと金儲けを抑えてきた」
と言うほどだ。
たとえばパートナーシップを長く続けなかったら、
多額の手数料を取っていたら、
そしてそれを複利で増やしたいなら、
確実に数十億ドルを手にできた。
だが、バフェットはそうしなかった。
「1分間バフェット」
桑原 晃弥 著
金儲けのためなら手段を選ばない...!
殺伐とした環境の中でただひたすら
自分の資産を複利で増やし続け、
そして、日々神経をすり減らしてトレードに没頭
そして築き上げた膨大の資産
そう言う上げ潮の波に乗れたとしても
次にやってくる下げ潮をうまく回避できるだろうか
そうそう現実は甘くはない
バフェットはそのリスクを回避することで
自分の資産を守り維持し拡大させてきた
彼のリスク回避の手段こそがパートナーシップであり、
社会への貢献なのではないだろうか
道義心のないむき出しの力を
誇示したことなど一度もなかったと言っている
大切な友や尊敬する人達とのつながりを大切にして
自分の使命を果たしてきたのだろう
いやいや、本質的に
バフェットはきっと金儲けのために
生きてきたのではない
彼は友と仲良く仕事をしたかっただけなのかも・・・
好きな仕事が投資だったから
自ずと成功し大富豪となっただけで
大切な人を大切にするため
大好きな仕事をしていただけなのかもしれない
早起き鳥
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