早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

生まれた場所と時期が最高・・・!

2018年04月10日 04時08分02秒 | 読書





 「幸運な1%として生まれた人には、

残り99%のことを考える義務がある。」


2011年ウオール街を中心に行われたデモで

「!%対99%」が叫ばれた。

1%の裕福で恵まれた人たちと、

不幸な99%の落差の大きさ、

隔てる壁の高さに対する抗議の言葉と言える。


バフェットは自分の成功は

運によるものだと話している。

教育熱心な両親に恵まれ、

尊敬すべき人たちと出会い、

大好きな仕事ができた。

たとえば米国以外の国に生まれたら、

果たして自分の投資の才能は花開いていただろうか。


「生まれた場所と時期が素晴らしかった」

と自分の幸運に早くから感謝している。

だから、自分たちのような人間は

そうでない人たちのことを考え、

何かをすることが必要だと考えている。



   「1分間バフェット」

            桑原 晃弥 著




     









「幸運な1%として生まれた人間には、

残りの99%の人間のことを考える義務があります」

と抗議の言葉を自分で唱えるバフェット

不公正税制を正そうと活動したり

慈善事業に積極的に参加する姿勢はまさに築き上げた富を

貧しい人たちのために使おうとしている


 さて、確か投資の本には

1%の大富豪の人たちが全ての財の99%を保有し

貧しい99%の人たちは全ての財の1%しか保有していない

なんとも納得のいかない現実の話


でも大富豪バフェットはアメリカ人

それ以外の大富豪はそのほとんどが無国籍企業人

儲けるためにはどんなことでもする

チャイナの安い賃金、公害出し放題の低コストで製品を作り

世界で荒稼ぎする

そして、得た収益はタックスヘイブンで脱税

これが大富豪の実態ではなかっただろうか・・・


 そんな中にあってバフェットはアメリカをこよなく愛し

アメリカファーストの大富豪だと思う

強いアメリカにするために、そして貧しい人たちのために

自分の資産を活用しようとしている


「生まれた場所と時期が素晴らしい」

そう言ったバフェット

生まれた場所とはアメリカ、

そして時期とは戦争のない平和な時代


 日本経済に目をやると、未だ日経平均株価は

バブル絶頂期の史上最高値を更新できないデフレ不況

バフェットは日本に生まれていなくて良かった

と羨ましく思う・・・





 長らくバフェットの本をネタにお付き合いをいただき

ありがとうございました。

次回からはまた新しいネタでおつきあいのほど

よろしくお願いします。


       早起き鳥




人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。