「幸運な1%として生まれた人には、
残り99%のことを考える義務がある。」
2011年ウオール街を中心に行われたデモで
「!%対99%」が叫ばれた。
1%の裕福で恵まれた人たちと、
不幸な99%の落差の大きさ、
隔てる壁の高さに対する抗議の言葉と言える。
バフェットは自分の成功は
運によるものだと話している。
教育熱心な両親に恵まれ、
尊敬すべき人たちと出会い、
大好きな仕事ができた。
たとえば米国以外の国に生まれたら、
果たして自分の投資の才能は花開いていただろうか。
「生まれた場所と時期が素晴らしかった」
と自分の幸運に早くから感謝している。
だから、自分たちのような人間は
そうでない人たちのことを考え、
何かをすることが必要だと考えている。
「1分間バフェット」
桑原 晃弥 著
「幸運な1%として生まれた人間には、
残りの99%の人間のことを考える義務があります」
と抗議の言葉を自分で唱えるバフェット
不公正税制を正そうと活動したり
慈善事業に積極的に参加する姿勢はまさに築き上げた富を
貧しい人たちのために使おうとしている
さて、確か投資の本には
1%の大富豪の人たちが全ての財の99%を保有し
貧しい99%の人たちは全ての財の1%しか保有していない
なんとも納得のいかない現実の話
でも大富豪バフェットはアメリカ人
それ以外の大富豪はそのほとんどが無国籍企業人
儲けるためにはどんなことでもする
チャイナの安い賃金、公害出し放題の低コストで製品を作り
世界で荒稼ぎする
そして、得た収益はタックスヘイブンで脱税
これが大富豪の実態ではなかっただろうか・・・
そんな中にあってバフェットはアメリカをこよなく愛し
アメリカファーストの大富豪だと思う
強いアメリカにするために、そして貧しい人たちのために
自分の資産を活用しようとしている
「生まれた場所と時期が素晴らしい」
そう言ったバフェット
生まれた場所とはアメリカ、
そして時期とは戦争のない平和な時代
日本経済に目をやると、未だ日経平均株価は
バブル絶頂期の史上最高値を更新できないデフレ不況
バフェットは日本に生まれていなくて良かった
と羨ましく思う・・・
長らくバフェットの本をネタにお付き合いをいただき
ありがとうございました。
次回からはまた新しいネタでおつきあいのほど
よろしくお願いします。
早起き鳥
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