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地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

映画「望郷の鐘」

2014年06月27日 | 映画・テレビ

「映画『望郷の鐘 ~満蒙開拓団の落日~』製作上映委員会・おかやま」結成

 もう一週間も前のことだが、現代プロダクション・山田火砂子監督の最新作である「映画『望郷の鐘 ~満蒙開拓団の落日~』」の「製作上映委員会・おかやま」の結成会が参加され、私も参加した。

 私は北朝鮮からの引き揚げ者であり、両親に連れられて帰国でき幸運にも残留孤児とはならなかった身であり、今回の映画のテーマと無関係ではない。加えて、前々日には山田火砂子監督から直接お電話もいただいており、参加させていただいた。

 この「結成総会」では、冒頭に中国残留孤児訴訟元原告団長の高杉久治さんが、「中国残留孤児として生きて」と題してお話しになり、最近学ばれている二胡の演奏もしていただいた。

 それを受けて、呼びかけ人を代表して歴史学者の岸本康嘉さん(高杉久治さんの「生きてきた道」等を書いた著書『大地の青春』『大地の叫び』なとがある)が、中国残留孤児問題について、詳しく語っていただいた。

 そして、実行委員長には中国残留孤児訴訟の弁護を担当もされた弁護士の則武透さんが就任された。則武弁護士は、その裁判のこと等もお話になり、何としてもこの映画の製作と県内での上映を成功させようと訴えられた。

 今回の「製作上映委員会・おかやま」は、先の中国残留孤児訴訟と同じように、少なくない弁護士の先生方や岡山市内の日中友好協会の両組織の役員が加わるなど、超党派での役員構成が実現している。幅広い取り組みの中で、当面は一枚1000円の「製作協力券」を20口(一口100枚)の普及を急ぎたいと考えている。ご協力をよろしくお願いする。

 そして、この映画「望郷の鐘 ~満蒙開拓団の落日~」の完成披露試写会は、12月9日(火)の昼・夜、岡山市民会館で開催することも決定している。今から日程を調整して、是非とも観て欲しい。

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