
ある高名な演劇評論家の方が、一昨日のFacebookに映画「国宝」を観たと書かれていた。やはり、関係の方は初日に観られるのだろうなと納得もした。
私もほぼ毎年歌舞伎公演を開催している「歌舞伎・観る会」の事務局の一員であり、歌舞伎関係者の末端の一員でもあると言えよう。6月6日の初日には所要があり行けなかったので、公開翌日の土曜日・7日に行った。
一番大きなスクリーンではなかったが、それでもそれなりに観客が入っていて、嬉しかった。

要所要所を歌舞伎の娘道成寺や藤娘、曽根崎心中などのシーンが織り込まれていて、3時間もの大作を見入った。しっかりとした脚本で、しっかと伏線回収もされていて、見ごたえがあった。
吉沢亮が「1年半の準備」と語っているように、踊りなどしっかりと魅せてくれた。先の演劇評論家の方は、「とても綺麗で本格的に演じれていた」と書かれていた。
吉沢亮や横浜流星という若手人気俳優が主演なので、若い人たちがこの上がを見て、歌舞伎の本物の舞台を観てくれたらと願うのだが。
にしても、高齢者に休憩なしの3時間はいささか辛いものがある。
(8日に投稿すべきを、原稿だけ書いて投稿し忘れ。お許しを)
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