午後は、tenjin9で開催された「輝ける讃岐人⑩ 郷土が産んだスターたち」を聞きに行った。目当ては、世良利和さんの「目玉の松ちゃん 泥芝居一代記」。
この「(公財)山陽放送学術文化・スポーツ振興財団」が主催する講演会は、以前は事前申し込みで何度か外れたりもしたが、今回は「事前申込不要、会場先着順」となっており、早めに行ったので参加できた。
期待通り世良さんの公演は素晴らしく、尾上松之助という名前しか知らない私に、沢山のことを学ばせてくださった。世良さんは「岡山生まれで、人気俳優だった尾上松之助のことを知らせるものが何もない。せめて年一回でも、尾上松之助を顕彰する何かできないものか」と語られ、深く同感とした。
そのお話しの中で、岡山文庫から『目玉の松ちゃん―尾上松之助の世界』 (No178) が出版されていることを知った。我が部屋のどこかにあるはずだが、探し出して読みたいものだ。
もうお一人・砂古口早苗さんの「占領下のスーパースター 笠置シズ子」も、私は「笠置シズ子はブギの女王」と言われていたたことを知っている程度で、沢山の写真でお話しされ興味深かった。
「輝ける讃岐人」シリーズは今回で最後とのことだが、引き続き素敵なテーマでの継続を期待する。