今月の23日~25日まで、全国映連が主催する「映画大学in岡山」が岡山市で開催される(会場;岡山国際交流センター)。
全国映連とは「映画鑑賞団体全国連絡会議」の略称で、「映画を愛好し、日本映画が優れた文化・芸術として発展していくことを願って活動する映画鑑賞団体の全国連絡組織」だ。
その「映画大学」の講師陣は、超一流の方々の名が連なっている。たとえば、「や」の一部では山田和夫、山田太一、山田洋次、山内久、山本圭、山本薩夫等が並んでいる。
全国で自主映画上映会などに取り組んでいる「映画鑑賞会」のみなさんがネットワークを広げていて、たくさんの映画人の方々を講師に迎えている。
ところで、その「これまでに講師としてお迎えした講師の方々」一覧があり、ナント、その中に私の名前もあり驚いた。
そう言えば、岡山で開催された際に、その前年私が委員長をしていた岡山市職労が50周年記念事業で「山田洋次フェスティバル」を開催したご縁で、「労働組合の文化活動」と題して、早朝の特別講座としてお話しさせていただいた記憶がある。
その「山田洋次フェスティバル」は、山田監督作品の未公開新作などの山田監督作品の上映、山田組STAFF+吉岡秀隆さんのトーク、山田監督の講演と盛りだくさん。会場の岡山シンフォニーホールには、映画「男はつらいよ」全作品のポスター、そして山田監督作品全てのスチールを展示した。まさに、映画史に残るイベントと自負している。
ともあれ、今年の「映画大学」では、浜野佐知監督作品「雪子さんの足音」と浜野監督の講演もある。楽しみにしている。