私は1946年生まれ。今年は「喜寿」だそうだ。長寿の祝いの年だそうだ。そんなこともあり、いや直接的には関係ないが、昨日は報恩大師が749年に開いた岡山県を代表する古刹・金山寺の「護摩祈願」に。因みに西大寺会陽で知られる西大寺観音院の建立は751年だからそれより古い。
さて、昨日の金山寺入り口を始め各所には、ご縁をいただいているパリスタイル アトリエリュミエール・土光まりさんの素敵なお花が飾られていた。
「護摩とは、護摩壇中央にある炉の中に供物や護摩木(願いが書かれた特別な薪)を入れ、本尊不動明王の智慧の火で煩悩を焼き尽くし、密教の修法によって所願が成就する事を祈る行法」とのことだそうだ。
法螺貝が鳴り、祈願が始まる。太鼓がたたかれ、激しく火が燃え炎は天井へ。神秘な世界に身を置き、心も体も清められた感じ。御札もいただき、今年は良い年にしたいし、そうなりそうな予感。感謝、感謝だ。
その金山寺は平成にご本尊と本堂を焼失し、現在その復興に向けて岸本住職さんを先頭に懸命に努力されている。私は古刹・金山寺の復興を心待ちにしている。みなさんも、心を寄せていただければ幸いだ。