雪には負けた、大切な人とのランチの約束を始めとして全てキャンセルとした
昨日の朝の大雪で、みなさん出勤には困られたことだろう。岡山市内では最大8センチ、20年ぶりの積雪とのことだ。私がまだ若かった頃、大雪が降って、頑張って歩いて出勤した記憶もある。友人からは、「職員それぞれ徒歩、電車、送迎などなどでなんとか出勤できました」とのメールもいただいた。
それにしても、昨日は大変だった。雪は予想していたが、その前夜早く眠ったので降り始めた雪を知らなかった。そして目覚めて、大変な積雪に気がついた。
昨日は大切な人とのランチの約束(当然予約もしていた)を始めとして、3件の所用が入っていた。しかし、その全てをキャンセルした。私のような下手な運転、しかもノーマルタイヤではとても怖くて車では走れない。
それにしても、昨日は日本列島大寒波の中に、すっぽりと入ってしまった。岡山空港からの飛行機は全て運休、新幹線もずいぶんと遅れが出た。ホント、岡山ではほとんど雪が降ることはないのだから、雪には弱い。でも、みなさんFB等で雪景色を投稿されていた。たまにだから、よしとしよう。
『武器より一冊の本をください』、16歳の少女の祈りに深い感銘を受けた
昨日は膝小僧を抱いて、寒さに震えて過ごしたので、ずいぶんと以前読んだ本について、書かせていただく。この本を読み終えたのはずいぶんと前だが、メモだけはしていた。しかし、それすらも失念していた。
それでも、ご本人の自著『わたしはマララ』(発行学研パブリッシング)が発売されていることもあり、やはりメモ的に感想を書いておくこととした(因みに、公民館経由で図書館に予約カードを出しているがまだ届かない)。その本は、『武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り』〈ヴィヴィアナ・マッツァ (著), 横山 千里 (翻訳) 金の星社刊 〉。
この本は、「『すべての子どもに教育を』と訴え、イスラム武装勢力に銃撃された16歳の少女・マララの手記。テロリズムによって生活が一変した家族の物語でもあり、女の子が教育を受ける権利を求める戦いの記録でもある。世界24か国で翻訳の話題作!」とのPRさせている。
さてそのマララ・ユスフザイ、世界でも有名な少女。「パキスタンで『女性が教育を受ける権利』を訴え、2012年10月、タリバンに銃撃された16歳の少女。その勇気と主張を支持する声は世界中に広がり、相次ぎ賞を獲得、ノーベル平和賞・史上最年少候補とな」ったことで知られている。
そのマララが、国連で演説した内容が、この本には抄録だが掲載されている。この少女の言葉に驚き、圧倒される。深く感銘を受けた。ネットでは簡単に目にすることができるので、是非とも読むことをオススメする。
「私には教育を受ける権利がある。遊んだり、歌ったり、おしゃべりをし、市場に行き、発信する権利がある。(中略)
無学、貧困、そしてテロリズムと闘いましょう。本を手に取り、ペンを握りましょう。それが私たちにとってもっとも強力な武器なのです。(中略)
1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます」。
今日本は、考えられない程のスピードで右傾化し、「戦争する国」への道を突き進んでいる。そんな時だけに、少女マララの「武器より一冊の本を」の主張に、しっかりと耳を傾けたいものだ。