修学旅行で職員が宿舎とした、国頭郡東村のサンライジングプチホテル。目の前を国道331号が有銘湾に沿って、ほぼ南北に走っている。
ここを1日3本バスが走る。
大変だなぁ。。。そんなことを考えた。
時刻表をよく見ると、経由バス停としてこんなふうに書かれていた。
⇒ 世富慶 ⇒ 名護バスターミナル
世富慶、、、あの世富慶か?
ホテルの人に聞いてみたら、そうだという。あんな遠くまで行くのかと思った。
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帰宅後代休に写真を整理していて、バスのことを思い出した。ホテル前の有銘(あるめ)バス停ダイヤは、以下のようになっている。
行き先 運行日 |
名護バスターミナル | 東村役場前 |
平日 | 0710[高] 1830 2120 |
0644 1758〔高〕 2050〔高〕 |
土日祝 | 0715 1830[天] 2110 |
0644 1745〔天〕 2039 |
[高]県立名護高校経由
[天]天仁屋経由
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バスなび沖縄で詳しく調べてみた。
[78]名護東部線(共同運行)[沖縄バス]
東村役場前 ⇒ 名護バスターミナル
平日7時10分のバスは起終点を含めバス停の数が42ある。本線からはずれて一度支線に入り天仁屋(てにや)まで行き、Uターン。もう一度本線に戻る。一つのバス停に複数回停車する。
上記0710[高]は起点(東村役場前)を7時00分に出発、所要時間おおよそ90分で名護バスターミナルに到着する。もしもこのバスで有銘から通学している生徒がいるならば、途中沖縄県立名護商工高等学校、同名護高等学校に8時15分前後に到着する計算になる。
下校時は、16時50分ころ名護バスターミナル発東村役場前行のバスが、名護高、商工高の順でバス停に着く。これに乗り遅れると、次は最終バスで19時50分しかない。バスが有銘のバス停に到着するのは、18時ころ、最終バスの場合は20時50分ころである。
朝のルート(略図、天仁屋へのルートは省略)をプロットした。
東村役場前から、宿舎のホテルの前を南に進む。地図では〔二見そば〕とランドマーク(?)の表示のあるところから、名護市世冨慶(世冨慶バス停)を経由、名護市街地に入り、商工高、名護高の順に停車してから、名護バスターミナル入る。
いや、、、これは大変だ。
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東村から最寄りの高校を探してみた。東村役場起点で、自動車(バイク)通学可能として、以下の4校が該当するかと思う。
凡例
位置
・学校名(距離と時間)
来年度の募集数等
大宜味村
・県立辺土名高校(13.0km,45分)
普通科40、環境科40
名護市
・県立名護高校(23.5km,38分)
普通科240、フロンティア科80
・県立名護商工高校(22.9km,36分)
機械システム科40、電建システム科40、総合情報科40
商業科40、地域産業科40
専門学科の中に、コースがある。
・県立北部農林高校(26.1km,40分)
熱帯農業科40、園芸工学科40、林業緑地科40
生活科学科40、食品科学科40
定時制農業科40
東村の有銘から名護市内に通学する生徒はいないと思っていた。そんなことはないかもしれない。
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なお、上記の地図でプロットしたルート、途中の「二見入口」バス停から、「第二世冨慶」(世冨慶バス停の一つ前)まで、1区間で5.7kmもある。ここは国道329号(名護横断道路)である。2日目の夜、ホテルまで車で移動したが、街路灯はほとんどなく真っ暗。やんばるの「きわ」に来たと実感した。