A cryptic message from Bond's past sends him on a trail to uncover a sinister organization. While M battles political forces to keep the secret service alive, Bond peels back the layers of deceit to reveal the terrible truth behind SPECTRE.(IMDb) |
本作で降板という噂のあるボンド役のダニエル・クレイグ。初期の作品から登場する悪の組織スペクターとの戦いを描くとなれば、劇場に出向かないという選択はない。12日の午後、いつものMOVIXに出かけてきた。
007映画は劇場でもTVでもかなりの数を見ている。正直どこかで見たようなシーン、プロットがあるように思えた。一方でなんとなくだが、これはこのあとどう続くんだろうという戸惑いもあった。まとめると、何だかシーン、場面ごとのつながりが弱い気がした。じゃあ、つまらないかというと、そうではない。動と静が昔のボンド映画よりもくっきりしている感じがするのだ。
序盤のメキシコでのヘリコプターシーンは、スケールの大きさが目についた。
中盤のスキー場でのアクションシーンも、やっぱりすごかった。
最後の方の、、、
これ以上はネタバレになるので止めておこうか。
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ジェイムズ・ボンド:ダニエル・クレイグ
今回で降板とも、違うとも言われているがどうなんだろう。だた、彼が主演した4作目、なんとなく一区切りという感じがする。
今でこそジェイムズ・ボンドだと思うけど、最初にボンドを演じた時は、昔の007ならばKGBのエージェントのような雰囲気だと思った。
Q:ベン・ウィショウ
何だかはまっている。ナヨナヨってしていてオタクっぽい。
ミス・マニーペニー:ナオミ・ハリス
ナオミ・ハリスのミス・マニーペニー。前作は、ものがたりの途中まで、現場で活躍するエージェント役だった。最後の最後で「イヴ・マネーペニー」と名のるサプライズ。本作でもマニー・ペニーは、Qと同じく、いいところで活躍する。
ハリスのことはほぼ何も知らない。IMDbで出演作品を見ると、「パイレーツ・オブ・カリビアン*」の「ティア・ダルマ」、「マンデラ 自由への長い道」の「マンデラ夫人」である。僕は前者で姿を見ていたのだ。ちょっとビックリである。
マドレーヌ・スワン:レア・セドゥ
本作のボンドガールの1人。ボンドと行動を共にする。
セドゥのこともほぼ何も知らない。調べてみると、「ミッション:インポッシブル」4作目、ゴースト・プロトコル(’11)に「殺し屋」サビーヌ・モロー役で出演している。平然と人を抹殺するこわ~い殺し屋の役。イメージ違いすぎで、わかんなかった。
セドゥはフランス人である。
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本作の評価、おそらくファンにであればあるほど☆1コと☆5コの間で振れるような気がする。映画の批評サイトRotten TomatoesのAverage Ratingは3.6/5である。僕の評価は☆三つ半かな。
*デッドマンズ・チェスト(2006)、ワールド・エンド(2007)