街歩き 映画館跡探訪

　過日の「サマーフィルムにのって」鑑賞前、幸手劇場跡を探訪した。
　子どもの頃、お正月（？）に1度だけ出かけたことがあった。経緯は記憶にないが、両親にご縁のある方が幸手在住、お年始回りの時のことかも知れない。
　今回シネプレックス幸手に出向くことになり、幸手に映画館があったことを思いだした。ネットで検索したところ、「消えた映画館の記憶」というサイトを見つけた。そこに以下の記述があった。一部引用する。

　幸手劇場
　所在地：埼玉県幸手市中1-13-15
　開館年：1947年12月
　閉館年：2005年9月25日

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　Google マップでは、幸手駅から徒歩数分の場所。ストリートビューで街並みを確認。当時の記憶とてらしあわせて、歩くことにした。
　幸手は江戸時代の宿場町。寺社等を中心に道路があり、町割りはおぼろげな記憶と、大きな変化は見られなかった。幸手駅は駅舎が改築、家々は変化していたが、たどり着けた。
　写真を撮影した。

幸手劇場 　こゝに　ありき 　館主　松田純一 　と、読める。

　「感謝」と刻まれた球体の上に、ドラえもんがちょこんと座る。可愛らしい記念碑である。
　側面に「昭和22年開館、平成17年閉館」とある。僕の感覚では、つい最近の閉館だが、今年の1年生が生まれた年度である。

　地域の記憶、歴史を後世にに伝えるものを見ることができた。
　たのしかった。うれしかった。