全英連参加者のブログ

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デジャビュ

2015-02-23 04:00:00 | 全英連参加者 2015

 8日(日)、実践英語研究会のため秋葉原UDXに出向いた。JR秋葉原駅を出て、建物に向かう。エスカレーターをあがり、デッキを進むと目的地である。
 以下のルートである。

 建物に入る前に、西側のデッキを歩いた。道路をはさんで、昔ながらの建物(新しいビル、古いビル、店舗)が混在していて、景色の違いが印象的。西側の中央通り沿いには、秋葉原のランドマークの一つ、AKB劇場(ドン・キホーテ秋葉原店)がある。
 新旧の極端な違い。どこかで見たような景色だと思った。

 道路の右側が秋葉原UDXである。

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 研究会が終わり、ビルから出た。夕方、雨はやんでいた。やはり既視感があった。最新のビルと昔ながらの建物が、同じ街に「雑居」している。最新鋭高層ビルが低層の店舗兼住居、雑居ビルを、まるで見下しているかような景色。人は自由に行き来するが、明らかに何か「結界」のような、目に見えない区切りがある。近代的ビル群のすぐそばに、旧態依然とした建物が混在する。SF小説でよく描かれる街の様子。映像作品でもたくさんある。
 街はそこに住む人、働く人、集う人の意志をうけて増殖、変化する。人は自分が変化させているように勘違いするが、そうではない。街はまるで意志をもつかのように、変化していく。人の都合などはお構いなしだ。何か、どこかで読んだり見たりしたような気がした。夜だと、どうなのかな。雨が降っていたら、どうなのかな。煌々と輝くネオン、薄暗い路地。妙に気になった。

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 「フィフス・エレメント」主人公、コーベン・ダラズ(ブルース・ウィリス)は2214年のニューヨークに住んでいる。あの街も雑然としている。でも、明るい街だ。

 GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊攻殻機動隊
 ブレードランナー
 トータル・リコール(2012)

 映画の風景として似ていたかと問われたら、自信を持って「イエス!」とは言えない。でも、これらの作品に出てきそうだと思う。実際は描かれていないかもしれないけど、そんな気がする。だからデジャビュがあったと思う。
 なおブレードランナーは、新宿歌舞伎町の様子が映像に影響していると、どこかで読んだことがある。

 秋葉原、まだまだ「勝手」に変化しそうである。

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