全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

MPs vote against Theresa May's Brexit withdrawal agreement for third time

2019-03-31 12:00:00 | 気になる 政治・政治家

 これはThe Guardian紙のWebsiteに掲出されているものである。

EU離脱 その後    タイトルにもあるように、テリーザ・メイ首相のEUからの離脱協定案は否決された。
 議決はともかく、こんな英語を使うんだと思ったことをいくつか書こう。 
 Order! order.(議長の発言)
 日本語ならば「静粛に、静粛に」だろう。「秩序、秩序」と叫ぶ議長の姿は、異様に見えた。発音もちょっと違う感じ。
 議長は議場を静粛にして、軽く頭を下げる。すると、投票結果を発表する係(4人)が、1度お辞儀をして、1歩進み、もう1度お辞儀。代表が結果を読み上げる。

 The ayes to the right, 286.
 The noes to the left, 344.
 (賛成286票、反対344票。)

 結果が書かれた紙が議長に渡り、議長は結果を読み上げる。

 The ayes to the right, 286.
 The noes to the left, 344.
 So, the noes have it. The noes have it.  Unlock.
 (賛成286票、反対344票。否決。否決。議場の閉鎖を解け。)

 なぜthe right, the leftなのか。議長から見ると、右側に首相が着席しているからだろうか。
 議長と係の人のお辞儀が、日本人のお辞儀に非常に似ていてビックリした。なお、評決の時議場を閉鎖するのは日本でも同じ。

 Point of order, the prime minister.(議長の発言)

 point of orderは議事進行の動議を表す語。
 この部分は投票結果を受けて、メイ首相が発言を求めて挙手をしている(38sec.)ことに気づいた議長が発した。日本(語)ならば「〇〇内閣総理大臣(発言をどうぞ)」だろうか。

 指名を受けて、首相は以下のように述べ、話を進めた。
 Point of order, Mr. Speaker.は「議長」でいいだろう。

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