「英語の使える日本人」育成のためのフォーラム2005に出かけました。2日続けて東京ビッグサイトです。
昨年に続いて参加したフォーラム。去年自分は英語教員集中研修のあり方に関しては賛否あるけど、予算措置があることはよいことだと感じた覚えがあります。平成17年度からこの集中研修予算の国庫補助が、例の三位一体改革により、一般財源化されるらしい。集中研修にかけられるお金が、最初の2年間と同じく確保できなくなる可能性があります。まずいのでは?
*****
基調講演は明石康氏
『英語でも考えられる日本人』がテーマ。英語が使えるだけではだめ。英語力と発信内容が両輪。これがそろわないと、きちんとした情報発信にはならない。(=ごもっとも)
教養としての英語vs.実用英語
今は後者に振り子の針が振れすぎとの意見。
ここ数年の、英語教育は「発信力向上」といわれ「話すこと」が全面にでていたような気がしていました。もちろん、「話すこと」をしっかり指導するのは当たり前ですが、そのことがあまりに重視されていたのかもしれません。他がおろそかとは言わないまでも、他も同じように大事にしなければならないのは理解できます。
4技能のバランスを崩すぐらいに、行政が力を入れないと、教師のマインドは変わらなかったのかもしれません。その意味で、「英語の使える日本人」育成のための行動計画は、成功しつつあるのかもしれません。
*****
いろいろ資料を集め、話を聞き、勉強をする。有意義な2日間でした。
寒かった。。。
新橋駅ではそれほど感じなかったのに、お台場近辺はやっぱりベイサイドなのだということがわかりました。あと、地域全体が遊園地みたいだと思いました。