入試問題をふりかえる... まだまだ続きます。
H17後期募集(元の一般入試)大問3は、いわゆる長文読解問題です。
パラグラフ数と語数は、H16が5/353、H17が5/448(26%増) 脚注:未習語句数はH16は7語、H17は10語
H16の未習語にはbe able toが入っていたけど、今年はそれほどのびっくりはありませんでした。
H16 問題数8 満点10点
Q1.小問2 配点1点×2
それぞれ書き出しに続けて、文を完成させる場合、最も適切なものを選ぶ問題。(4択)
Q2.本文の内容に関する英文に英語で答える問題。配点2点
Q3.本文の内容に関する日本語による設問を読み、具体的に日本語で記述する問題。配点2点
Q4.内容の要約(英文)の空所補充。4カ所のカッコを5語から選ぶ。配点1点×4
H17 問題数9 満点10点
Q1.小問4 配点1点×4
それぞれ書き出しに続けて、文を完成させる場合、最も適切なものを選ぶ問題。(4択)
Q2.本文の内容に関する日本語による設問を読み、具体的に日本語で記述する問題。配点2点
Q3.内容の要約(英文)の空所補充。4カ所のカッコに適語を入れる。配点1点×4
問題文の分量は増えた。H16Q1とH17Q1を比べると、問題数が倍になっている。
それぞれの最後の問題(要約作成)が昨年は5語から4カ所に入る語を選ぶ形式だったのに、今年は記述になっている。答えるべき問題数も1問増加。
中学生のどのレベルをターゲットレンジにして問題を作成したかわからないが、H16と比較すると明らかによりアカデミックレベルの高い集団を想定していると考えられられます。