...「魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」という言葉を見つけた。
魔の川(悪魔の川)
この川を渡りきることが、まず第一関門。基礎研究から応用研究までの間の難関・障壁を指す言葉。
大半の研究プロジェクトは、この川の対岸までたどり着けない。研究室から出れないということ。
死の谷(デスバレー)
応用研究からニュービジネス、あるいは、製品化(パイロットライン)までの間の難関・障壁を指す言葉。
次々と問題が出てくる。これを乗りきることができるかどうかが、ビジネスになるかどうかの試金石であるということ。
ダーウィンの海
ニュービジネス、あるいは製品化(パイロットライン)から、事業化までの間の難関・障壁を指す言葉。
事業化できて、発売できても、ヒットする可能性は低い。実際の場で生き残れるかどうか。生物進化で起こる自然淘汰(生存競争)をダーウィンの名になぞらえている。
ノーベル化学賞受賞の吉野さんについての記事に出ていた。リチウムイオン電池は、出荷が伸び始めるまで5年ほど要したという。