全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

ノーベル化学賞関連記事を読んで

2019-10-17 04:00:00 | 全英連参加者 2019

 ...「魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」という言葉を見つけた。

 魔の川(悪魔の川)
 この川を渡りきることが、まず第一関門。基礎研究から応用研究までの間の難関・障壁を指す言葉。
 大半の研究プロジェクトは、この川の対岸までたどり着けない。研究室から出れないということ。

 死の谷(デスバレー)
 応用研究からニュービジネス、あるいは、製品化(パイロットライン)までの間の難関・障壁を指す言葉。
 次々と問題が出てくる。これを乗りきることができるかどうかが、ビジネスになるかどうかの試金石であるということ。

 ダーウィンの海
 ニュービジネス、あるいは製品化(パイロットライン)から、事業化までの間の難関・障壁を指す言葉。
 事業化できて、発売できても、ヒットする可能性は低い。実際の場で生き残れるかどうか。生物進化で起こる自然淘汰(生存競争)をダーウィンの名になぞらえている。

 ノーベル化学賞受賞の吉野さんについての記事に出ていた。リチウムイオン電池は、出荷が伸び始めるまで5年ほど要したという。


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