最初は16日ごろ、太陽系の惑星について国際天文学連合(IAU)が話し合うことをネットで知り、場合によっては惑星の数が12になるかもしれないという話しに興味を持った。増えたら、Newcomers of our solar systemなんて名前で何か書けるかなって思った。
いろいろなサイトで記事を読んでみた。何でこんなことになるか(惑星が増えるかどうか)は、太陽系のもっとも外側をまわっている冥王星よりもさらに外側に、新天体が発見され、それがどうも冥王星(惑星)よりも大きいことが原因…大きい以上は小惑星とはいえない…らしいことがわかった。惑星の定義を再検討せざるを得なくなったわけだ。
ニュースでも取り上げられていたが、IAUは当初、総会で「太陽(恒星)を周回する自己重力で球形の天体」を惑星とするを惑星の定義として提案した。この定義によれば、以下の三つが新たに惑星とされることになるはずだった。
1.新天体(2003 UB313)直径2700km
冥王星より2割ほど大きい
2.冥王星の「衛星」とされている「カロン」
直径1186km
3.火星と木星の間の小惑星帯にある「セレス」
直径959.2km×932.6km
このまま通れば、この三つが新たに惑星となり、惑星数は現在の9個から12個に増える。これがかなり大きく報道された。
調べてみたのだが、冥王星の直径は2320km、月の直径は3474.8km。月、えらくでかいことがわかっておもしろかった。
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その後、21日、22日付けの毎日、読売のウェブサイトなどを見ても、議論百出。なんと、23日のニュースを見たら、冥王星を惑星としている現在の考えをやめ、太陽系の惑星は9から8になるかもしれないという報道が続いた。
24日になったら、天文学連合会長が惑星数をどうするか、2案提出。8個と11個という両論併記。。。ぐちゃぐちゃだ。24日午後になったら、日本時間午後9時から、総会で投票で多数決で決めるという。
結果は。。。。。。水金地火木土天海・・・冥は矮惑星。セレス、2003 UB313も矮惑星。カロンは矮惑星冥王星の衛星。
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当初は教科書を書き換えるんだなあと思っていたが、どうも、別の意味で書き換えになりそうだ。
いろいろ意見もあるようだけど、こんなに天文学会が注目されたことってなかったんじゃないかな。