表裏一体

表の話題も裏の話題もひっくるめて適当に語る徒然日記

解せぬ。

2022-06-03 23:14:49 | 感想
「義経のスマホ」を最終話まで見ました。

まだ見ていない人にはネタバレ含みます。




「もしも源義経がスマホを持ったら」がコンセプトのもしもドラマ。
史実に沿った上で、現実のスマホアプリや流行に則って時代をかけて行く姿を描いた話。
関智さんが出るというので見始めた件は先日のブログに書いた通りです。

その結末…というか、義経の「最期」が個人的に解せぬ感じでした。

史実でも諸説ありますが、一番有力な史実は妻子を道連れにした上で自らも命を絶ったというもの。
大陸に渡って別人になったなんて諸説もありますね。

で、このドラマの最後も「義経」が自らの首に刀を当てる形で暗転して終わります。

その原因が、弁慶の死をスマホを通してリアルタイムで知ったから。

うむ……多くはそれが切ない、という感想ですが私は「弁慶」の扱い方が雑なのが解せぬのです。

私は遙か3の最推しは弁慶ですが、史実で出て来る「弁慶」とは大きく違うことはわかっています。(だって乙女ゲーだもの)

アレが弁慶で、義経がどんな立場になっても心の支えになっていたというところまでは良いでしょう。
だからこそ、庇って斃れたのではなく奇襲で命を落とし、誰も居なくなったことに絶望した義経も…というのはいくら短編ドラマでまとめたくても雑ではないかと。

『もしも』だからこそハッピーエンドにしても良かったんじゃないかというのもあります。

じゃあ「雑じゃなくて誰も解せないことがないもの」を作れるかと言われたら何も言えませんけれど。

取り敢えず個人的な感想はもうちょっと何とかならなかったのかなというところです。
コメント
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