表裏一体

表の話題も裏の話題もひっくるめて適当に語る徒然日記

親ってみんなそんななの?

2006-01-09 18:38:36 | 心の中
出版本「ALL RIGHT」の贈呈本100冊が家に到着。
家の間取り上、リビングからベランダへ行くには私の部屋を通らなければならないので、当然親の目にも付くわけで。
机の下に置いてある本も見つかった。
そして「1冊くれ」と言ってきた。
間近で読まれるのは気恥ずかしいものであるが、取り敢えず1冊渡した。

初めのページをパラパラとめくって発した言葉は
「もうこれだけにしやあよ」
丁寧に訳すと
「本を出すのはこれっきりにしなさいよ」

………………。

それなりに金がかかったから言う言葉だろう。
が。
まだ発売されていなくて評判も聞いていないのに、何でそんなことを言うのだろう。
「将来病気になって働けなくなったらどうするの」
何故すぐに悪い方へ考えるのか。何故何でも金に変換するのか。
死ぬ為に生きているわけじゃないのに。

本が出るのを応援してくれるのは、家族以外の人達だけ。
親は「出版社から本を出す」ということが、「本が書店に並ぶ」ということがどれだけ奇跡的なことかわかっていないのだろうか。
母親が職場に持って行くのにも「買ってやる」という言葉を使う。

私は軽い社会不安障害で、自分を否定されるのが一番のネック。

怒られるのが怖い。
本が「無駄」と言われただけで、辛くなる。
涙が出て、気持ち悪くなる。
自分だけでは抑えられない。
その状態を、何故親が引き起こすのだろう。

ネオロマンスライブで声優さんのコメントを聞いて、「ああ、あんなに凄い人でも緊張するんだ。それでも頑張ってるんだ。きっと同じなんだ。私も頑張らないと」と思って浮上したのに、そんな言葉を浴びせられたらまた沈んでしまう。
頑張れるのはたくさんの人が応援してくれるからで、私とはやっぱり違うのだと。

そんな私の特効薬は「奇跡のプレゼント」。
うしろ向きのうしろ向きで前向きになれる日が、私に来るだろうか。

ちなみに本を読んだ姉の感想。
若い子向きな感じ。
ゲーム感覚な話。
まあまあおもしろい。
オタクっぽい。
……これは、褒め言葉と受け取るべきなのだろうか。
コメント
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