tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

艋舺龍山寺

2017-02-23 22:41:08 | プチ放浪 都会編



龍山寺(ロンシャンスー)は清時代に建てられた台北最古のお寺。
ありとあらゆる神様が祀られており、オールマイティーのお寺で台湾の方々も熱心に参拝する。

参拝(拝拝)のやり方。
まず線香を両手で顔の前で持ち、自己紹介。線香は、左手が外側、右手が内側。「住所、名前、生年月日」を心の中で唱え、三回頭を下げ、線香の一本を女性は右手、男性は左手で香炉に入れる。

香炉は手前に2つ、奥に5つの合計7つ。そして、お待ちかね、左奥には、縁結びの神様、月下老人さま。
半月の形をした杯筊(ベイジャオ)を2つ対で取り、「住所、名前、生年月日とお願い事」を言い、下に落とすように投げる。
「赤い糸をもらってよいか?」と占うわけだ。
杯筊が、「表、裏」と互いに違う面が出たらOK。同じ面が出たらやり直し。やり直しは三回まで。出ない場合は神様からおみくじするお許しが出なかったということ。

行天宮は関聖帝君(三国武志の英雄、関羽)を祀った廟。真っ赤な顔と、黒くて長いヒゲが特徴の商売の神様だ。そろばんや簿記の発明者と考えられていて、仕事の成功を頼むもよし、杯筊で未来を占ってもらうもよし、線香の煙をかける収驚で魂魄を取り戻してもらうもよし。商売熱心な人が多い台湾で、伝統のある台湾一人気の寺廟。


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台湾ゴールドラッシュの歴史、仇份

2017-02-22 23:57:37 | プチ放浪 山道編

山肌に沿って細い路地や階段が続き、アーケードの商店街、軒下に連なる赤い提灯など、郷愁をそそる風景がそこにあった。
かつて9世帯しかなかった寒村の仇份にゴールドラッシュが訪れたのは1893年。基隆河の鉄道橋工事の際に渓流から砂金が発見されたことがきっかけで金鉱が掘り当てられた。しかし採掘量の減少とともに衰退。1971年には完全に閉山となった。

仇份が観光地として再び輝きを取り戻したのは、1989年に公開された映画「悲情城市」から。戦後の激動の歴史を描いたこの映画は大ヒットとなり、古い石畳の街並みも注目されるようになった。
仇份の観光は、古き良き時代の風情。街全体から漂う懐かしさゆえに、年少時代に帰ったような心地よい安心感に包まれる。

基山街から階段を下った左手奥にひっそりたたずむ「昇平戯院」。長らく廃墟となっていたようだが、シアターとして復活し、昔の息吹を取り戻してる。まさに日本の昭和時代のような息吹。。


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フーターズ@台北

2017-02-21 22:55:12 | プチ放浪 都会編

ピンシーの夜空に打ち上げられたスカイランタンを写真に撮っての帰り。
さて困った。ご存知のように、日本の中華街と同様、意外と飲食店の閉店時間が早い。前倒しで営業を終了していることもよくある。
観光客に人気の京鼎楼(台北市長春路47号)でさえ、平日は24時まで営業しているものの週末は22時まで。しかも、貧乏旅行者の足、MRTは最終が24時ぐらいまで。
前の晩も夜の淡水に撮影に出かけ22時頃に帰ってきて、台北駅周辺の飲食店(饮食店?)を探したら、目につくそばから閉店になっていて、24時間営業のマックの前に取り残された。

コンビニがあるじゃんというなかれ。せっかくの台湾だし、おいしいもの食べたい。。
ただし、夜市の食べ歩きは勘弁。食わず嫌いなんだろうけど、屋台メシにはどうしても勇気が出ない。
ということで、前の晩は三越裏のわたみん家(わたみん家 - 和民台灣)でゆずうどん。
わりと台湾では和食の店が流行ってて、吉野家とかあったりする。
和民台灣のゆずうどん。京風のあっさりとした味で、うどんも台湾の鶏肉麺風でおいしい。
でも、2日続けて和民台灣に行く気にもならない。

ということで台湾の深夜のフーターズ(HOOTERS TAIPEI 美式餐庁)。アメリカンフードになるけど、食事もあたりさわりなく、途中で店のアトラクションもあり 一人で行っても楽しい。
まずは1杯目、台灣生啤(タイワンドラフト)。台湾のビールでは定番なビール。日本の大手ピルスナーに近い味。
松山空港からおよそ1km。東京羽田を16時に出れば、22時のショータイムに間に合うかもしれない。今度、そうしよううっと。


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キティ

2017-02-20 22:52:11 | プチ放浪 都会編

日本で育った女の子なら一度は通るサンリオキャラクター。ハローキティ。
1974年生まれ。口のない白いネコで、頭がとても大きい。
・・・とか思ってたら、ハローキティの設定は
「イギリス人のジョージとメアリー・ホワイト夫妻のもとに生まれたキティ。りんご5個分の背の高さでりんご3個分の体重の優しくて明るい人間の女の子。双子の妹ミミィやチャーミーキティという猫のペットがいる」らしい。
http://www.sanrio.co.jp/character/hellokitty/

たしかに、猫が猫をペットにしている設定に疑問を感じてた。第一、「キティ」という英語の意味は「子猫」であり、頭の上にピン耳が立ってるし、ヒゲが生えてるし、、黄色い鼻をしてるし、誰が見ても猫じゃん。
さらに、納得がいかないのは、日本のキャラクターなのにイギリス人であるという点。
もっとも、ハローキティが誕生した1970年代の日本はイギリスブームの真っ只中だった。だから、わからないでもないが。
という不思議なキャラの設定は置いといて。
台湾でのキティ人気は高く、航空会社やカフェ、ホテル、病院などもコラボしている。

とか思ってたら、どうやら台湾の女性たちはアニメのキャラクターならなんでもいいのかも。
街で見かけるキレイなOLの高級ブランドバッグにも、ぶら下がっているのは可愛らしいキャラクターのキーホルダーだったりする。花屋の花束には小さなクマのぬいぐるみが花に混じって飾られているし、雑貨屋では男女問わず巨大なテディベアを買っている。

そんな台湾の人々のキャラ好きにのって、あの「ふなっしー」が中国語のCDを出しているとか。くまもんとかも調子に乗って台湾に来たらしい。彼らは入国審査は大丈夫だったんだろうか。。
極めつけは、ダブルゼータガンダム。台湾の国立台湾大学の校門前で道に迷い、台湾の人に道を訪ねているところを目撃されたらしい。どうやら、この時彼は、流暢な中国語を話していたという。
以前、日本でもウルトラマンセブンが出勤中職質に合うというニュースがあった。地球を守る人達はあちこちに警邏にいくのも仕事なんだろうな。。


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平渓天燈節(ピンシースカイランタンフェスティバル)

2017-02-19 22:48:47 | プチ放浪 都会編



台湾の元宵節の夜(旧正月後、最初に満月に当たる日)、十份(シーフェン)で開催されているランタンを一斉に夜空に放つイベント。
今年は2月11日(土)。
なので、金曜朝(日本→台湾)、土曜日夜(平渓天燈節)、日曜日夜(台湾→日本)の弾丸観光。。

台北市内から少し離れた十份)へのアクセスは、電車で行くか、祭りで運行されるシャトルバスで行くか。電車は1時間に1本しかないので、数分おきに出るバスが圧倒的便利だ。
十份はとてもノスタルジックな場所。どこか昭和の雰囲気を漂わせる。
ランタン(天燈)に、願いを書いて空に飛ばす。
ちなみに、心の中で名前と住所、生年月日を唱えた上で願い事を記載するのが習わし。
なんでも、名前とか住所がわからなければ、神様は誰のお願いなのかわからなくなるかららしい。
まあ、百人を超す人々が一斉に願い事を天に打ち上げたら、神様もその内容把握でおおわらわなんだろうな。


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