tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

週末弾丸旅行

2017-02-16 22:36:07 | プチ放浪 都会編

海外旅行の予約がネットで簡単にできる時代になった。
そのせいか、これまでと違った情景に出会うことが増えてきた。
それはまるで、1970年代にJALパック旅行による農協の団体さんが世界各都市にあふれ、少なからずも顰蹙の嵐だったころに似ている気がする。・・・それが経済豊かな日本を示すいいことなのか悪いのか。。

空港にあるラウンジは、上級会員の特権だった。渡航先のビジネスにそなえ、仕事の準備をしたり、体を休めるためのものだった。空港の待合室ではゆっくりできないからだ。
だから、ラウンジは一人、あるいは2人といった少人数の旅行者たちが、静かに飛行機への搭乗を待っていた。

ところが最近、この空港ラウンジに、エコノミーの日本人旅行者たちが押し寄せてきている。
公共の場では静かにするという常識をわきまえた人たちなら問題はない。しかし、日本人は往々にして、一人なら借りてきたハローキティのようにおとなしいのに、3人以上集まればプライベート空間と勘違いするのか、やたらやかましく他人への迷惑を意に介することはない。みんなで渡れば怖くないってやつ?
まるで居酒屋にいるとでも思ってしまうのかも。酒の上の席だからとか?
しかも、日本人と見るとさらに大胆になれるのか、すぐそばに陣取り大声で談笑する。
旅慣れてるんだろうけど。。

結構、世間は見ている。
一流と三流の違いは、おそらくコインの音で振り向くか、札束の音で振り向くかの違いかもしれない。
数百円を浮かせるためにアクセクする人たちは、一生、札束の音を耳にすることはない。
ラウンジの無料の食べ物をバッグに詰めて持ってってしまう彼ら。きっと、それは旅先での貴重な食料になるのかもしれないが、・・・なんだかな。
人それぞれ事情があるのだから、恥ずかしい真似をするなとは言わない。でも、一部の人たちのために日本人全体がそうであるように思われるのははずかしい。
けちな野郎が多くなれば、いつしかラウンジは日本人エコノミー客を締め出すことになろう。
武士の国の人々は、虚栄を張って生きていくもんだと思うのだが、思い違いだろうか。

とにかく、どうでもいいけど福島から来たという中年の女性と男性のおじさま、おばさまたち。旅行を前に気持ちが高揚しているのはわかるけど静かにしてくれないか?おかげで仮眠できないんだけど。。


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