10年ぶりの眼球への注射。加齢に伴う網膜の劣化による失明対策だ。
先端恐怖症のぼくとしては、ひたすら怖い。眼球に針が刺さるのをイメージするだけで、ちびってしまう。という先端恐怖症の話は置いておいて。。。。
眼科の待合室で、恐怖の注射待ちの間、目の前の長椅子に腰かけた幼児連れの若い女性が会計を待っていた。
5歳ぐらいの彼女の男の子はやんちゃ盛り。床に寝そべってなにやら動き回っている。彼女はそれを見て見ぬ振り。スマホに夢中だ。
それを見かねた看護士が、「危ないから子供えをだっこしてなさい!」とたしなめた。
おもむろに彼女は寝そべっている子供の胸ぐらをつかみ自分の膝へ。びっくりした子供はギャン泣きだ。待合室に鳴き声が響き渡る。
別の看護士さんだった。そばに来て子供にやさしく微笑みかける。そしてヤンママに「大丈夫ですか」と声をかける。・・・彼女は泣いていた。
土曜日に診察の予約をするということは、たぶん、旦那が子供の面倒を見ることを当て込んでのことだろう。しかし、旦那は所用があり、家に居れなかったのかもしれない。
ヤンママは仕方なしに子供を連れての受診だったのだろう。
「君は歩く無いよ。っていうか、立派なこどもさんだようね。病院の床を自分の服で掃除してくれて・・・」とか、声をかける度量なんてぼくにはなかった。。。なみだ
ひとつだけ、書き加えておくことがある。手術室に案内されて注射待ちの時間、ぼくをアテンドしてくれたのが、そのやさしい看護士さん。注射の恐怖をまぎらわすため、ダイビングの話で盛り上がってた。。。
ありがとうよ。またよろしくお願いします。あと2回です。