モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

ベーコンを大きく変身させた味噌漬け「ベーコンの味噌漬け」

2007-05-14 14:28:31 | 男の料理
小泉武夫の「料理道楽 食道楽」(日本経済新聞社)は、
つくって見たい料理がたくさんある。


その中で「ベーコンの楽しみ方」という項があり、
ここでいくつかのベーコンの楽しみ方が記載されていた。
豆腐一丁にザーサイのみじん切りとカリッと焼いたベーコンのみじん切りを乗せ、
かけ汁(しょうゆ大さじ1、ごま油大さじ2、酢小さじ1/2)をかける。
これはうまいだろうなと思う。
ベーコンの代わりにチリメンジャコをカリッとあげたものもおいしい。

“ベーコンの塊を味噌漬けにしてみたがこれはご飯によくあった。”
というところがヒントになり、ベーコンの塊を買ってきて、味噌に漬けてみた。
味噌は、“傳右衛門みそ(den emon miso)”を使い、日本酒・みりんでのばして
これをブロックのベーコンに塗りつけて2週間冷蔵庫で寝かせた。

 
ちょうど2週間目なので、ベーコンの塊から味噌を取り払い、
5切れほど切り取り小さなフライパンで焼いてみた。
味噌を焼く香ばしい香りがただよいはじめ、いけそうな予感がした。

ズバリ二重丸です。酒の肴、何もないときのご飯のおかず、お茶漬けの一品として使う
など漬物の一種としての活用がありそうだ。

小泉さんはさすがに食道楽だ。と感心した。
ちょっとした手間で、食材を大きく変身させる名人でもある。
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