モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

世代交代を進める混血 めだかの棲みかに新人君投入

2007-05-06 05:45:59 | メダカ・昆虫
メダカの住まいが庭にある。

黒メダカ二瓶(カメ)、ヒメダカ一瓶で、それぞれの瓶には世代交代をしながら
10匹前後のメダカが棲んでいる。
正確に数えられないのは、20~30分くらい粘らないと安心して姿を現さないからである。
放し飼いの犬が、メダカの瓶から水を飲んでおり、これでは警戒心が強くなるのは当然だ。
私の知らないところでも、小鳥・犬などの動物の水のみ場になっているのかもしれない。
瓶の中といえども、自然の環境と同様に安心しては生きていけないのだ。

ゴールデンウイーク頃には、瓶の水温も高まるので、
ホームセンターからメダカを買ってきてそれぞれの瓶に追加する。
理由は簡単で、混血を進めるためである。
効果のほどはよくわからないが、この3年間、氷が解けた冷たい水の中で
メダカが泳ぎ始めていることを見るにつけ、
生き延びていくための力として、混血による世代交代を手伝うようにしている。

今年も、黒メダカ10匹、ヒメダカ5匹を買ってきた。
瓶の中の水の取替え、伸びすぎて泳ぐ空間が狭くなってきた水草のカット、
新しい種類の水草の追加などを行い、それぞれの瓶に5匹ずつ新人君達を入れた。

しばし観察をすると
新人君は、新人君達だけで集まり泳いでいる。
先輩達は、そ知らぬ顔をして、脇を通り抜けたりしている。

しばらくすると、先輩にすり寄るものが出てきて、新人君達の群れが分解し、大きな群れで泳ぎ始める。
やれやれ、何とか新人君達も仲間になれそうかと安心するが、
この環境に適応できないのか、孤高の志を持っているのか、孤独なメダカがやはりいました。
いじめられるなよ! 生き抜くんだぞ~と声をかけつつも
メダカを通じて、社会の縮図を垣間見た。
 
メダカの個体識別が難しく、先輩に擦り寄ったのが翌年生き延びたか、
孤高なメダカが翌年生き延びたかよくわからない。
ただ、昨年からの生き残り組み10匹を見るにつけ、新人君及び昨年生まれた子供で生き延びたメダカは少ない。
何故? 2~3年たった瓶の主(ぬし)的なメダカが多いことでわかる。
適者生存が現実とはいえ厳しいものです。
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