モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

ときめきの 「ライラック(Lilac)」

2007-05-02 07:34:24 | その他のハーブ
サクラが散った後は、ライラックがいい香りとともに
満開に咲き誇るようになりました。

5月中旬までは、ライラックを楽しめますが、
我が家では、残念ながら今年はライラックが楽しめません。
昨年は、夏の強烈な日差しでいじめ、
反省をして、半日陰の裏に持っていったままにしておいたら
今度は、日当たりが弱すぎたせいか芽すら出ていません。

致し方なく、情緒を刺激する香り豊かなライラックを、よそ様の借景・借写で
楽しませていただいています。
 

5~6月頃に札幌に行くと、ライラックの花と香りが迎えてくれて、
札幌の春の上質な一日が堪能でき、日本でありながら日本でない感覚を満喫できます。

ライラックは、バルカン半島などが原産地で、
フランスではリラ(Lilas)と呼ばれているが、
その最初の一本は、1890年に現在の北星学園の創始者である
サラ・クララ・スミス女史が故郷のアメリカから持ち帰ったものといわれている。

蛇足だが、北星学園の命名者は、女史を助けて教鞭をとっていた
新渡戸稲造(nitobe inazou)というから
ライラックの歴史には、札幌のいや日本でのキリスト教教育の曙と遭遇していた。

このような歴史を知るにつけ、単なる情緒とは異なる信念っぽいものが感じられる。

ライラックの花言葉は、“恋愛でのはじめての喜び”とか
シャンソン“リラの花咲く頃”
寺尾智沙・田村しげる夫妻の“リラの花咲く頃”(楽曲が聴けます)などといった
信念と異なる情緒そのものがあることが感じられる。

そう、リラの花咲く頃?
あまずっぱい思い出と未知の刺激に期待して一生が過ぎるのであろうか?

 

ライラック(Lilac)
・モクセイ科
・日本名は、ムラサキハシドイ。別名 リラ(Lilas)
・原産地は、東欧バルカン半島
・開花期は、4~5月
・落葉小木で、日当たりのよいところ。夏場は、半日陰がよい。

「リラの花咲く頃」(以下のサイトに行くとメロディが聞けます)
   作詞:寺尾智沙
   作曲:田村しげる
   歌唱:岡本敦郎
   MIDI制作:滝野細道
http://www.duarbo.jp/versoj/v-folksong/lilanohanasaku.htm
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