モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

月桂樹の下に移動した「ラムズイヤ(lamb's ears)」

2007-05-01 07:57:09 | その他のハーブ
昨年からラムズイヤーを育て始めたが、ラムズイヤーは、湿気・雨に弱いため
軒下で日当たりのよい月桂樹の後ろに鉢を置いていた。
 
昨年咲いた花の種がこぼれたのだろうか、前方に30センチほど移動し、
月桂樹の木下で新芽を出し始めた。
月桂樹も乾燥気味がよくラムズイヤーの生育環境に似ているのかスクスクと育っている。

移動できるものを動物といい、移動できないものを植物と区分けするが、
なんのなんの、見事に30センチも移動できました。

このラムズイヤーは、名前が体を見事に表し、子羊の耳そっくりの触感と
形態をしている。
うすみどり色に銀灰白色の毛が一面にあり、なでるとフワフワスルーと
ビロードをなでたような感触があり気持ちがよい。
ほふく性があり、しゃきっと天に向かって伸びないが、
繁殖力があるので刈り込みをしっかりし、風通しが悪くならないように注意する。

風通しが悪かったり、湿気が強いと、銀灰白色の葉がキャメル色の
腐ったような色に変色する。
これからだと、梅雨の時期は雨のあたらない軒下などで育て、
夏場は半日陰で風通しのよいところで育てる。
花壇の彩として、灰白色の白妙菊同様に貴重な色彩を提供してくれる。



「ラムズイヤ(lamb's ears)」
・ シソ科の多年草ハーブ
・ 原産地は、南ヨーロッパ・中近東(コカーサスからイラン)
・ 草丈は30センチでほふく性があるので横に広がる。
・ 花は、初夏から秋の赤紫の小花が穂に付く。
・ 湿気・夏場の直射日光に弱い点を注意。
・ 耐寒性は強いので、霜が当たらないところであれば戸外でもOK。
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