山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

カナディアン・ロッキー(1-3)

2009-07-06 | 海外の旅

一夜明けました。
モーニングコールは7:30にかけたようですが、5:00に
目が覚めました。
体内時計はしっかり現地時間に修正されていたようです。
昨日、スーパーで買ったビールです。
3連泊するのでビンで6本買いました。
カナダのオリジナルビールだそうです。
栓は手で開けられます。
1箱C$12でした。
冷蔵庫に箱ごと入れておきました。

スリーシスターズ

朝食は6:30から食べられるそうです。
時間があったので散歩に出かけました。
明け方まで雨が降っていました。
スリーシスターズが朝日に輝いています。
建物は夕べ食事をしたレストランです。
シェルマークがみえますが、この手前にスタンドがあります。
ガソリンは日本とあまり変わらないようでした。

ムラサキハシドイ

最初に出会った花です。
英名ではライラック、仏名ではリラと呼んでいます。
比較的寒さに強いので日本では北海道の札幌にたくさんあります。
雨に濡れてしっとりしていました。

マウントローヒード

スリーシスターズの左奥にある山です。
前日は雲に隠れて見えませんでした。
この日も頂上付近に雲がかかっています。
標高3100くらいだそうです。
いつかスッキリした姿を見せて欲しいと思いました。



しばらく歩くと右手に線路がみえました。
この線路を渡って10分くらい歩くとスーパーに行けます。
奥の山が朝日に輝いていてきれいでした。



朝早いのか道路にも車の姿が見えません。
手前の道路が遊歩道になっていました。
日本だと朝早くから散歩している人を見かけます。
1人ジョッギングしている人に会っただけでした。

大陸横断鉄道

線路の上に立ってみました。
CPR(カナディアンパシフィックレールウエイ)と呼ばれ
別名:大陸横断鉄道と呼ばれているようです。
貨物は1日に数本通るようですが、客車はほとんど
通らないようです。



反対側をみました。
右奥にマウントローヒードがみえます。
線路は2つありますが、1本は使われていないようです。
雑草が生えていました。
カナダではトラックよりも貨車のほうが安くたくさん
運べるようです。
朝もこの音で目が覚めました。

パープルミルクベッチ

足元にマメ科の花が咲いていました。
花は茎の頂点に固まっています。
ゲンゲの仲間のようにみえました。
日本にはない花のようです。


マウンテンメドウシンクフォイル

ここは標高1300mくらいのところです。
黄色いキジムシロに似た花が咲いていました。
花びらが5枚で茎が赤いところなどはそっくりです。
葉っぱに細かい切れ込みあります。
やはり和名はありませんでした。



スリーシスターズが少しずつ色を変えてきました。
長女(ビッグ)がやはりいい姿をしています。
ミドルはおとなしくリトルはのびのびと育っているようです。
ルートはわかりませんが、どの山も登れるようです。




これはミネヤナギのようです。
花が終わって綿毛がでていました。
これが風に吹かれて舞っていると雪が降っているように
みえます。
中国の九塞溝では本当に雪が降っているのかと思いました。
たくさんこの木がありました。

ウエスタンマウンテンアッシュ

日本ではナナカマドと呼んでいます。
この花も寒さに強いようです。
日本の山でもかなり高いところに住んでいます。
秋になると葉っぱが真っ赤に紅葉してきれいです。
ここでは実をジャムに加工するようです。



約1時間くらい散歩して宿に戻りました。
これが宿泊していたホテルです。
ロッジ風のしゃれた建物でした。
中に小さなレストランがあり、そこで朝食は食べられます。
甘いパンとコーヒー、ゆで卵やハムがおいてあるだけでした。
外国からの宿泊者(我々もここでは外人ですが・・・)は
コーンフレイクにミルクをかけて食べていました。
すべてセルフサービスです。