ニョイスミレ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/71/f448d58493a7cd764125ad28df58d8db.jpg)
湿原の中から小さな花が顔を出していました。
スミレの仲間のニョイスミレです。
別名:ツボスミレともいいます。
雨に濡れていてかわいそうでした。
一番遅く咲くスミレのようです。
サラサドウダン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c6/32603add7c833312e930b3e9797bdc0d.jpg)
サラサドウダンがありました。
まだ完全に咲いていません。
ドウダンツツジの仲間です。
赤い筋が特長です。
もう少しすれば花が開くようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/ef/859aec45c94901a1de6faf6ce07174df.jpg)
スズランの見分け方を書いた紙が貼ってありました。
ニホンスズランとドイツスズランの特長がよくわかります。
園芸種はほとんどドイツスズランのようです。
これだけでわからない場合は話しかけてみればわかると
思います。
「イッヒ リーベ デッヒ」と聞いて返事があればドイツスズランです。
学生の時の第2外国語はドイツ語でしたが、これしか覚えていません。(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/08/7c778667b60ea0d6034444c9cdec1886.jpg)
湿原をでてからしばらく高遠(たかとう)に向かって歩きました。
高遠は春の桜が有名なところです。
遠くに山がみえますが、この奥が入笠山です。
このあたりは昔放牧がされていたようです。
ズダヤクシュ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ab/4f8b7e6c720649b3c20a450fd795aa19.jpg)
この花は小さくておまけに風で揺れてなかなかきれいに撮らせて
くれません。
ズダとは長野県の方言で喘息(ぜんそく)のことだそうです。
喘息患者にこれを煎じて飲ませたようです。
今は使われなくなってすっかり野生化しています。
花は米粒くらいです。
マタタビ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/31/69fc35727e91e3f98ab0ea4b53898ba0.jpg)
マタタビの木がありました。
葉っぱが白くなるのですぐにわかります。
花はまだ硬い蕾でした。
この実を食べると元気がでるそうです。
旅人が疲れてもこれを食べて元気になり「また旅にでた」というので
マタタビという名前になったそうです。
ネコにあげると「ごろにゃん」とおとなしくなるそうです。
白い花が咲きます。
クサボケ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/3e/d9559338d4b7020f527344f29d49acd8.jpg)
足元に赤い花が咲いていました。
よくみるとクサボケでした。
雨に濡れてしっとりしています。
箱根の湯坂道には足の踏み場もないくらい群生しています。
背丈が低いのでクサボケという名前がついたようです。
平地ではとっくに終わっていますが、ここではまだ頑張っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/90/cab044016445513ac73c6f8a0ba1b401.jpg)
うっそうとした林が現れました。
大きな木はダケカンバのようです。
ここは標高が1700mくらいあります。
シラカバとダケカンバは標高1500mくらいを境にして
住み分けているようです。
ネコノメソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/51/9e01334ba9390d71b2415b1ec18adb3c.jpg)
これも春の花です。
花が終わると黒い種ができ、それがネコの目のようにみえるので
この名がついたようです。
この仲間もたくさんあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c1/3d9633e8e4196271d45e3c756adde046.jpg)
1時間くらい歩きました。
だんだんと霧が濃くなってきます。
ここは牧草地のようで晴れていれば遠くの山がみえる場所のようです。
これ以上進んでもよくなりそうもありません。
ここで引き返しました。
ズミの花がたくさん咲いていました。
ヤグルマソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b5/a670146887b87ddefc2259dd17095cc0.jpg)
道端にヤグルマソウがありました。
葉っぱが鯉のぼりの先につける矢車に似ているのでついた
名前です。
葉っぱは最初茶色ですが、少しずつ緑色に変化します
白い小さな花がたくさん咲きますが、まだ蕾でした。
クリンユキフデ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/a9/0440ba088d109c181112808a32bfda3d.jpg)
珍しい花を見つけました。
タデ科の植物です。
葉っぱの脇から花を次々に咲かせます。
白い花が雪のようなのでユキフデとついたようです。
やはり標高が高いところを好みます。
オオバンソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/63/8c1805b0c957558612e05a57e0aa22cf.jpg)
これは春先に紫色の花を咲かせます。
咲き終わるとこのようなヒラヒラした実がなります。
この姿を大判とみたのでしょう。
別名:ゴウダソウといいます。
合田(ごうだ)さんという人が昔ヨーロッパから持ってきて
日本に広めたようです。
ちなみにコバンソウというのもありますが、種類がまったく
違います。
これは平地でも生育しています。
隣にみえるのはルピナスです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/55/5105e4c01265567a683d5140ad0a3a5f.jpg)
小屋に戻って昼食を食べ、再びロープウエイトバスを乗り継いで
富士見駅に戻ってきました。
振り返ると遠くに入笠山がみえます。
手前のアンテナの右奥にある山が入笠山です。
右側は富士見パノラマスキー場です。
お祝いを兼ねた山行でしたが、たくさんの山野草にも出会え
楽しい山行でした。
◎ 付 録
マタタビ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/68/63edf0b2e5e9b886c9fbf093241fef28.jpg)
カナダから帰って2日目に裏高尾を歩きました。
暑い日でアップダウンも多く、時差も取れていなくて半分眠りながら
歩きました。
沢に出たら、マタタビの花が咲いていました。
葉っぱの下に咲いているのでなかなか姿を見せてくれません。
なかなか元気一杯の花でした。
ヤブカンゾウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/0f/323382906086447795731feb3e49a4c0.jpg)
ヤブカンゾウも咲いていました。
オレンジ色がよく目立ちます。
ノカンゾウというのもありますが、こちらは一重です。
八重ならヤブカンゾウと覚えてください。
新芽はどちらも山菜として食べられます。
これからまだまだ楽しめる花だと思います。
明日からカナディアンロッキーを連載します。
1ヶ月以上のロングシリーズになりそうです。
7月、8月と週末はスケジュールで一杯ですが、できるだけ毎日更新したいと思います。
ご期待ください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/71/f448d58493a7cd764125ad28df58d8db.jpg)
湿原の中から小さな花が顔を出していました。
スミレの仲間のニョイスミレです。
別名:ツボスミレともいいます。
雨に濡れていてかわいそうでした。
一番遅く咲くスミレのようです。
サラサドウダン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c6/32603add7c833312e930b3e9797bdc0d.jpg)
サラサドウダンがありました。
まだ完全に咲いていません。
ドウダンツツジの仲間です。
赤い筋が特長です。
もう少しすれば花が開くようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/ef/859aec45c94901a1de6faf6ce07174df.jpg)
スズランの見分け方を書いた紙が貼ってありました。
ニホンスズランとドイツスズランの特長がよくわかります。
園芸種はほとんどドイツスズランのようです。
これだけでわからない場合は話しかけてみればわかると
思います。
「イッヒ リーベ デッヒ」と聞いて返事があればドイツスズランです。
学生の時の第2外国語はドイツ語でしたが、これしか覚えていません。(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/08/7c778667b60ea0d6034444c9cdec1886.jpg)
湿原をでてからしばらく高遠(たかとう)に向かって歩きました。
高遠は春の桜が有名なところです。
遠くに山がみえますが、この奥が入笠山です。
このあたりは昔放牧がされていたようです。
ズダヤクシュ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ab/4f8b7e6c720649b3c20a450fd795aa19.jpg)
この花は小さくておまけに風で揺れてなかなかきれいに撮らせて
くれません。
ズダとは長野県の方言で喘息(ぜんそく)のことだそうです。
喘息患者にこれを煎じて飲ませたようです。
今は使われなくなってすっかり野生化しています。
花は米粒くらいです。
マタタビ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/31/69fc35727e91e3f98ab0ea4b53898ba0.jpg)
マタタビの木がありました。
葉っぱが白くなるのですぐにわかります。
花はまだ硬い蕾でした。
この実を食べると元気がでるそうです。
旅人が疲れてもこれを食べて元気になり「また旅にでた」というので
マタタビという名前になったそうです。
ネコにあげると「ごろにゃん」とおとなしくなるそうです。
白い花が咲きます。
クサボケ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/3e/d9559338d4b7020f527344f29d49acd8.jpg)
足元に赤い花が咲いていました。
よくみるとクサボケでした。
雨に濡れてしっとりしています。
箱根の湯坂道には足の踏み場もないくらい群生しています。
背丈が低いのでクサボケという名前がついたようです。
平地ではとっくに終わっていますが、ここではまだ頑張っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/90/cab044016445513ac73c6f8a0ba1b401.jpg)
うっそうとした林が現れました。
大きな木はダケカンバのようです。
ここは標高が1700mくらいあります。
シラカバとダケカンバは標高1500mくらいを境にして
住み分けているようです。
ネコノメソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/51/9e01334ba9390d71b2415b1ec18adb3c.jpg)
これも春の花です。
花が終わると黒い種ができ、それがネコの目のようにみえるので
この名がついたようです。
この仲間もたくさんあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c1/3d9633e8e4196271d45e3c756adde046.jpg)
1時間くらい歩きました。
だんだんと霧が濃くなってきます。
ここは牧草地のようで晴れていれば遠くの山がみえる場所のようです。
これ以上進んでもよくなりそうもありません。
ここで引き返しました。
ズミの花がたくさん咲いていました。
ヤグルマソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b5/a670146887b87ddefc2259dd17095cc0.jpg)
道端にヤグルマソウがありました。
葉っぱが鯉のぼりの先につける矢車に似ているのでついた
名前です。
葉っぱは最初茶色ですが、少しずつ緑色に変化します
白い小さな花がたくさん咲きますが、まだ蕾でした。
クリンユキフデ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/a9/0440ba088d109c181112808a32bfda3d.jpg)
珍しい花を見つけました。
タデ科の植物です。
葉っぱの脇から花を次々に咲かせます。
白い花が雪のようなのでユキフデとついたようです。
やはり標高が高いところを好みます。
オオバンソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/63/8c1805b0c957558612e05a57e0aa22cf.jpg)
これは春先に紫色の花を咲かせます。
咲き終わるとこのようなヒラヒラした実がなります。
この姿を大判とみたのでしょう。
別名:ゴウダソウといいます。
合田(ごうだ)さんという人が昔ヨーロッパから持ってきて
日本に広めたようです。
ちなみにコバンソウというのもありますが、種類がまったく
違います。
これは平地でも生育しています。
隣にみえるのはルピナスです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/55/5105e4c01265567a683d5140ad0a3a5f.jpg)
小屋に戻って昼食を食べ、再びロープウエイトバスを乗り継いで
富士見駅に戻ってきました。
振り返ると遠くに入笠山がみえます。
手前のアンテナの右奥にある山が入笠山です。
右側は富士見パノラマスキー場です。
お祝いを兼ねた山行でしたが、たくさんの山野草にも出会え
楽しい山行でした。
◎ 付 録
マタタビ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/68/63edf0b2e5e9b886c9fbf093241fef28.jpg)
カナダから帰って2日目に裏高尾を歩きました。
暑い日でアップダウンも多く、時差も取れていなくて半分眠りながら
歩きました。
沢に出たら、マタタビの花が咲いていました。
葉っぱの下に咲いているのでなかなか姿を見せてくれません。
なかなか元気一杯の花でした。
ヤブカンゾウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/0f/323382906086447795731feb3e49a4c0.jpg)
ヤブカンゾウも咲いていました。
オレンジ色がよく目立ちます。
ノカンゾウというのもありますが、こちらは一重です。
八重ならヤブカンゾウと覚えてください。
新芽はどちらも山菜として食べられます。
これからまだまだ楽しめる花だと思います。
明日からカナディアンロッキーを連載します。
1ヶ月以上のロングシリーズになりそうです。
7月、8月と週末はスケジュールで一杯ですが、できるだけ毎日更新したいと思います。
ご期待ください。