山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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カナディアン・ロッキー(3-2)

2009-07-28 | 海外の旅
アイスフィールドパークウエイ

この道路はハイウエイ93号線、通称アイスフィールドパークウエイ
と呼ばれています。
ジャスパーからレイクルィーズまで約230kmあります。
通行料は無料でした。



山の中に吸い込まれていきそうな道路です。
車はほとんど走っていません。
日本の高速道路では考えられない光景です。



車は100km/hで飛ばしています。
飛ばすというより普通に走っている感じです。
ガードレールがほとんどありません。
実際に自分で走ってみたいと思いました。



ここは川に沿って大きく右にカーブを描いています。
大曲りと呼んでいる場所だそうです。
山には雲がかかっていて時々雨がぱらついていました。
でも大きく崩れることはなさそうです。




突然車がスピードを緩めました。
ビッグホーンシープの雌が道路の真ん中にでています。
2匹で道路を舐めていました。
塩分でもあるのでしょうか?
このように道路にでてくることは珍しくないそうです。




大曲りを過ぎてかなり高度を上げてきました。
車がほとんどいないのに驚きました。
カナダでは日本のように「渋滞」という言葉はなさそうです。




展望のよいところで小休止です。
下のほうに走ってきた道路がみえます。
ここは昔氷河が削ってできた谷だそうです。
右の山をみるとそれらしい痕跡がはっきりとみえます。
雄大な景色でした。




刻々と山の姿が変化します。
どれをみても絵葉書になりそうです。
こんな道路が無料だというのもカナダらしいです。
日本でも限定で¥1000で走れますがすべて無料に
なるのは程遠いようです。



雄大な風景が続きます。
この日は運転席の隣に座っていたので、ガイドといろいろ
話をしながら写真もたくさん撮りました。
見ていても飽きませんでした。

コロンビア大氷原

やっと建物がみえてきました。
目的地についたようです。
遠くに白く氷河がみえます。
コロンビア大氷原の1部のようです。
約40分のドライブでした。



この建物で手続きをします。
左に見える氷河がこれから行く氷河のようです。
雲が流れていたので、雨は大丈夫のようです。



大型のシャトルバスが見えます。
ここから途中まではこのバスで行きます。
そこから雪上車に乗り換えます。



ガイドが手続きをしている間、外で氷河を眺めていました。
黒くポツンと見えるのが雪上車のようです。
あのあたりまで行って氷河の上に降り立つようです。



右奥にも氷河らしきものが見えます。
コロンビア大氷原は琵琶湖の半分くらいの面積があるそうです。
ここは標高2000mくらいです。
コロンビア大氷原の上のほうは標高2300~2400m
だそうです。
いよいよこれから氷河に向かいます。