山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

カナディアン・ロッキー(1-13)

2009-07-20 | 海外の旅
妙高・火打から昨夜無事帰ってきました。
18日は朝から雨でしたが、火打に登りました。
妙高は天候が悪く登頂は断念しました。
北海道で事故にあわれた方々のご冥福をお祈りいたします。
カナディアン・ロッキーを続けます。

マウントヤムナスカ

遠くにマウントヤムナスカが見えます。
この山の地層は真ん中辺りからきれいに分かれています。
上の部分が5億年前の地層(石灰岩)で、下半分が1億3前年前の地層(砂岩)
だそうです。
古い地層が大きく飛び出して山を形成しています。
先ほどまであの麓を歩いていました。

ビーバーの巣穴

右の方に幾つか穴が見えます。
ビーバーの巣穴だそうです。
ビーバーは木を集めて大きなダムを造り、巣穴の水位を調節
しているそうです。
この日は姿をみせてくれませんでした。

トウィニングハニーサックル

ハニーサックルとはスイカズラのことです。
花のすぐ下の葉っぱがくっついていて1枚にみえます。
日本のツキヌキニンドウに似ています。
この花も日本にはありません。

ウィンドフラワー

以前にも見かけましたが、蕾でした。
やっと開いた花に出会いました
赤く花びらのようにみえるのはガクです。
イチリンソウの仲間です。

ブルークレマチス

野生のクレマチスの仲間です。
下を向いて咲いているのが多く、このように顔をみせて
くれるのは少なかったです。
4枚の花弁にみえるのはガク片です。
センニンソウの仲間で花が終わると大きな綿毛ができます。
なかなか印象的な花でした。


シューテングスター

ここにも足元にたくさん咲いていました。
小さな蕾は上を向いていて茎が伸びると下を向くようです。
花びらが大きく反り返っています。
まさに「流れ星」という名前に相応しい姿の花でした。

湧き水

水が湧いているところがありました。
このような場所がたくさんあるそうです。
水は透明できれいでした。
魚の姿はみえませんでした。

イエロードライアド

別名:キバナチョウノスケソウといいます。
チョウノスケソウは白い花です。
このようにいつも下を向いて咲いています。
花もあまり開かないようです。
ガク片が黒い毛でびっしり覆われています。
葉っぱは冬でも枯れないそうです。



メニースプリングスで1時間30分くらい散策を楽しみ、
キャンモアに向かいました。
大きな雲が広いカナダの空に広がっていました。




真っ直ぐな道路です。
車の数は少なかったです。
大きな山がそびえています。
雄大なカナディアンロッキーでした。

ビッグホーンシープ

突然道路の左側に大きな動物が現れました。
ビッグホーンシープの雌だそうです。




よくみると親子連れのようです。
横から子供が出てきました。
まだ生まれて間もない子供のようでした。
動物の赤ちゃんはどの子もかわいいですね。

スーパーでの買い物

キャンモアでの夕食は自由食です。
宿に入る前にスーパーに寄りました。
ここで買い物をして宿で食べることにしました。
フルーツがたくさん並んでいます。



リンゴがきれいに積んであります。
赤いリンゴは宿にもあり、毎朝1個食べていました。
1個C$1(約¥100)で買えるようでした。



トマトやキュウリも並んでいます。
日本とほとんど同じか少し高いように思いました。
カナダには野菜が少ないそうです。
気候が寒いので栽培できないようです。



果物もたくさんありました。
ここでバナナを1本買いました。
1本から買えるのがよかったです。
いろいろ見ましたが、結局中華のバイキングで幾つか
選んで夕食にしました。
自分で選んでタッパに入れ、重さを量って精算します。
春巻きや餃子、八宝菜など積めてC$6(約¥600)でした。



お互い部屋で食べるにしてもテーブルがありません。
フロントで交渉して朝食を食べる場所を使わせて貰うことにしました。
キャンモア最後の夜です。
4人で一緒に食べました。
冷蔵庫に残っているビールもすべて片付けました。
午後10時頃の外のようすです。
やっと日が沈みむところです。
部屋のカーテンを引いてベッドに入りました。