山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

カナディアン・ロッキー(2-6)

2009-07-26 | 海外の旅
エメラルドレイク

駐車場付近でもう一度エメラルドレイクを眺めました。
風がないと素晴らしい色になります。
水に含まれている物質が太陽の光に反射してきれいな
色が見えるようです。
本当にきれいでした。

ブラックベア

車で移動中に黒い物体を発見しました。
クマのようです。
ブラックベアと呼んでいました。
かなり遠くだったのでズーミングしました。
線路の向こうにもう1頭いるようです。




どうやら親子連れのようです。
母親がこちらを見ています。
線路の向こうにいたのはコグマのようでした。
距離は直線にして500mくらいだったでしょうか?
カナダにはクマの仲間で一番大きいグリズリーがいます。
その数も少なくなって、アルバータ州には1000頭くらい
しかいないそうです。

大陸横断鉄道

しばらく見ていたら貨物列車が走ってきました。
クマの親子は避難して無事だったようです。
この貨物列車は1日に何度か通っているようです。
カナダでは道路が発達していますが、まだまだ貨物輸送が
重要な役目をしているようでした。
2台の機関車で引っ張っているようでした。

クロウフット氷河

再び車で走ります。
しばらくすると大きな氷河が見えてきました。
クロウフット氷河と呼んでいました。
訳すと「カラスの足」というようです。
ここで車を降りて見ました。

マウントクロウフット

高い山はマウントクロウフットという名前がついていました。
地層が大きく分かれて、下のほうは土石流のように見えます。
大きな岩石の塊のような山でした。



違う方向の山です。
地層が幾つにも分かれています。
海底から隆起してそのあと崩れた跡のようす。
なかなか興味深い地層でした。

ボウレイク

正面に広がる湖はボウレイクと呼んでいました。
ここもきれいな湖でした。
ここはビューポイントのようです。
次々に車が停車していました。



ここから先は車窓からの眺めです。
次々と雄大な風景が広がります。
まさにカナディアンロッキーの名に相応しい風景でした。




山の姿も次々に変化します。
流れる雲が夏を感じさせてくれました。
岩肌の変化が見ていておもしろかったです。




大きな岩山の連続です。
地層が大きく隆起したり落ちたり変化します。
傾斜の厳しいところには雪がすくないようでした。




なかなか形のよい山が現れました。
下に湖も広がっています。
時速100キロで走っている車からの撮影です。
どのような風景が現れるかわかりません。
常にカメラを窓にくっつけていました。
目的地までもうすぐのようです。

◎付 録
南八ヶ岳の花(5)

マイヅルソウ

マイヅルソウがたくさん咲いていました。
小さな白い花です。
よくみるとオシベが元気よく飛び出ています。
葉っぱがツルが羽根を広げた姿に似ているのでこの名がつきました。
白い花は光が弱いとなかなかきれいに撮れません。

レンゲツツジ

山で咲くツツジの仲間では一番大きなツツジです。
群生していると遠くからでもよく目立ちます。
ツツジは有毒なので、動物達も食べないそうです。
それで大群落をつくる場合もあります。

ギンリョウソウ

漢字では銀竜草と書きます。
この姿から別名:ユウレイタケとも呼んでいます。
葉緑素を持たない腐生植物です。
このように群生する場合や1本だけでてくる場合もあります。
気まぐれな植物です。



少し離れたところに1本だけのものがありました。
アップで撮ってみました。
なかなかおもしろい横顔をしています。
背丈が低い植物なので、いつも上から撮る場合が多いです。
この時はあまりにも姿がよかったので、低い位置から狙って
見ました。
納得した1枚でした。

サラサドウダン

サラサドウダンもたくさん咲いていました。
花が釣鐘状で、赤い筋が入っています。
柔らかい感じがする花です。
南八ヶ岳も花の宝庫でした。

昨日の夏祭りは時々雨が降る天気でしたが、何とか無事に
終了しました。
今日はこれから後片付けがあります。
子供達が多かったのにはビックリしました。
山車で用意したお菓子が足りたのか心配でした。
焼きそば担当でしたが、こちらも焼く端から次々に売れて
祭りが終わる午後8時には完売しました。
やっと青空がでています。
来週の中央アルプスが楽しみです。