山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

カナディアン・ロッキー(1-5)

2009-07-08 | 海外の旅
グラッシーレイク

登山口から歩き出して約1時間20分で着きました。
グラッシーレイクです。
グラッシーはここを最初に発見した人の名前だそうです。
水がエメラルドグリーンに輝いていました。
ここでしばらく写真タイムです。



少し角度を変えてみました。
太陽の光と底にある物質からこの色がでるそうです。
中国の九寨溝に五彩池という池があります。
ここの水がやはりこのような色をしていました。
ここよりもっと小さな池でした。



カメラをもっと右に振ってみます。
底に何かあるのがみえます。
透明度も高いようです。
見ていても飽きない色でした。


ロウブッシュクランベリー

ガマズミの仲間だそうです。
それほど大きな木ではありません。
別名:ムースベリーというそうです。
1つの花は直径5mmくらいの大きさです。
赤い実は動物や小鳥の餌になるようです。



一番右奥の景色です。
大きな岩があります。
奥にたくさんの人が見えます。
ロッククライミングをやっているようでした。



これからレイクを時計周りに歩きます。
木々が水面に反射してくれいでした。
右端が先ほどいた場所です。

フューフラワードアネモネ

イチリンソウの仲間です。
花びらのように見えるのはガク片です。
花びらは退化してありません。
これはまだ咲き出したばかりのようです。
背丈は10cm以下の小さな花でした。

レッドアンドホワイトベーンベリー

最初はサラシナショウマかと思いました。
しかし、穂先が長くありません。
ルイヨウショウマに似ています。
英名からして赤や白い実がなるようです。
全草猛毒で、この実を2~3粒食べただけで吐き気や下痢を
起こすそうです。


イエロードラバ

日本にもあるイヌナズナに似ています。
アブラナ科の花で4弁花です。
ナズナに似ていますが、食用にならないので「イヌ」が
つきました。
日本でも春先に道端でよく見かけました。

コロンビアマントリス

大きな岩の陰で小休止していました。
突然リスが走ってきました。
何か餌をみつけたようです。
10mくらい離れていましたが、望遠で狙ってみました。
体を伸ばすと20cmくらいありました。




1ヶ所にジッとしていません。
忙しく走り回っています。
名前はガイドが教えてくれました。
穴を掘って住んでいるようです。
餌を食べる仕草がとてもかわいかったです。




尻尾を立ててこちらを見ています。
警戒しているのでしょうか?
そのうちもう1匹きて追いかけっこしていました。
ザックの近くまで寄ってきます。
油断しているとザックの中に入って食べ物をとるそうです。
なかなかすばしっこい動物でした。



小さな湖です。
反対側から先ほどいた方向を眺めてみました。
光の加減によって水の色が変わります。
空がもう少し晴れていればもっときれいな色がでたのでしょう。
気温は12℃くらいで寒くはありませんでした。


バンチベリー

和名ではゴゼンタチバナといいます。
日本でもよく見ることができます。
4枚の葉っぱには花が咲かず6枚になると花が咲きます。
白く見えるのは花びらではなくガク片です。
花は真ん中にある小さな粒々です。
まだ蕾が多かったです。
日本にもある花に出会えると嬉しくなります。
もう少し歩きます。