山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

大平山(1)

2008-04-14 | 里山
大平山(おおひらさん)に登ってきました。


大平山は栃木市民のシンボルになっています。
形のよい山で「陸の松島」とも呼ばれているようです。
もう1週間が経ちました。

東武日光線の新大平下という駅から歩きます。
途中からの景色です。
サクラが丁度満開でした。
頂上にはたくさんのサクラがあり、茶店もでていました。




シロバナタンポポ


途中にシロバナタンポポが咲いていました。
タンポポは普通キイロです。
シロバナは愛知県を境にして西に多いと聞いています。
ところが最近関東でもよくみるようになりました。
何かにくっついてきて増えたようです。
これにはまだ幾らか黄色い部分が残っています。
まだ新米のようですね。




ジロボウエンゴサク


小さな花がありました。
ジロボウエンゴサクでした。
ヤマエンゴサクというのもありますが、花の下の小さな葉っぱで
見分けられます。
ヤマエンゴサクは葉っぱがギザギザしていますが、これにはそれが
ありません。
伊勢地方ではスミレのことを「タロボウ」と呼ぶそうです。
それに対して「ジロボウ」という名前がついたそうです。
エゾエンゴサクはきれいなブルーをしています。




コンロンソウ


コンロンソウです。
雑草として道端に咲いています。
花びらが4枚ですから、アブラナ科の植物です。
花が真ん中にたくさんつきます。
その様子が中国の崑崙山脈に積もる雪を想像したようです。
シルクロードの列車の中から崑崙山脈をみましたが、頂上付近は
雪で真っ白でした。
この花を見るたびにその時の情景を思い出します。
カシュガルまでの砂漠の中は素晴らしい旅でした。