山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

八ヶ岳(その2)

2008-04-03 | 八ヶ岳
甲斐駒ヶ岳(1)


やがて列車が小淵沢あたりに差し掛かると、甲斐駒ヶ岳が大きくそびえて
見えました。
いつもは甲斐駒に隠れていて見えない摩利支天(まりしてん)も、その雄姿を
見せてくれました。
この山の向こうに仙水峠があります。
そこから眺める摩利支天はまさにモンスターのようでした。
仙水小屋は小さな小屋ですが、予約すればキチンと畳一枚のスペースをくれます。
夕食に刺身が出て、ビックリしました。
11月の寒い日で、表のベンチで震えながら食べた思い出があります。
紅葉がきれいでした。





甲斐駒ヶ岳(その2)


列車が進むにつれて、甲斐駒ヶ岳が姿を変えます。
左に仙丈ヶ岳が見えてきました。
更に左には北岳が少しだけ頭を覗かせていました。
仙丈ヶ岳もどっしりとした山です。
この下にある馬ノ背ヒュッテは2階の大部屋に40人くらい寝かせます。
夜中に起きて戻ったら、もう自分の寝るスペースがありません。
毛布だけ持って階段の下で寝たことがあります。
かえって快適でした。





八ヶ岳


列車の進行方向の左ばかりみていたので、右にある八ヶ岳が
通り過ぎてしまいました。
慌てて一枚撮りました。
正面が網笠山、その右奥が権現岳と赤岳のようです。
今回はこの赤岳の下をトレッキングします。
やがて列車は茅野駅に到着しました。
「特急あずさ」でくるメンバーより10分以上早く着きました。





美濃戸口


茅野駅からバスに乗りました。
今回のメンバーは男性6名、女性5名の総勢11名です。
バスは登山者ばかりだったので、美濃戸口まではノンストップでした。
約1時間の乗車です。
美濃戸(みのど)口には立派な小屋があります。
ここで登山届をだして、身支度を整え出発しました。





林道


しばらくは雪のない林道が続きます。
美濃戸山荘まではなだらかな道です。
このあたりは標高1500mくらいです。
暖かくなると雪解けも早いようです。
雪は道の両側に少し残っているだけでした。
もうすぐ美濃戸山荘です。