山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

八ヶ岳(その1)

2008-04-02 | 八ヶ岳
3月29日~30日と小屋泊まりで八ヶ岳の「スノー・トレッキング」に行ってきました。
晴天に恵まれた二日間でした。

南アルプス(1)


集合が中央線の茅野駅午前9時です。
高尾発午前6時14分発の普通列車に乗りました。
高尾までは自宅から約1時間です。
この時期の朝は明るくて苦になりません。
塩山に近くなった頃から、南アルプスが見え始めました。
走っている電車の窓からでしたが、何とかキャッチできました。
いずれも歩いた山です。




南アルプス(2)


今度は少し右に大きな山がみえました。
間ノ岳と農鳥岳です。
大きな吊り尾根もよく見えました。
北岳から間ノ岳、農鳥と歩いて奈良田に降りるコースは
天気に恵まれれば素晴らしい展望を眺めながら歩けます。
南アルプスには奥が深い山が多く、入るまで1日かかります。
それだけに静かな歩きができる山がたくさんあります。





富士山

甲府を過ぎたあたりから富士山がみえてきました。
手前に見える山は道志山塊の山です。
このところの寒さでまた雪が積もったようです。
静岡県側からみるとこれほど雪はないと思います。
富士山がみえるとホッとします。
やはり素晴らしい山ですね。





鳳凰三山(ほうおうさんざん)


やがて左側に鳳凰三山がみえました。
走っている電車からキャッチできたのは初めてです。
地蔵ヶ岳の左にみえるのは「オベリスク」と呼ばれている岩の塔です。
数年前男性ばかり5人で歩きました。
梅雨の頃だったので、二日目は雨に会いました。
ガスがかかっていてオベリスクは素通りでした。
砂礫にはタカネビランジやイブキジャコウソウがたくさん咲いていました。
思い出の多い山でした。




茅ヶ岳


電車の進行方向右側にどっしりした山がみえました。
茅ヶ岳です。
日本百名山の提唱者である作家「深田久弥」氏の終焉の山です。
彼はこの山に登る途中で急死しました。
登山道の途中に立派な碑が建っています。

百名山を目標に登っている登山者も多いようです。
百名山でなくても素晴らしい山はたくさんあります。
登山は静かに楽しみたいと思っています。