山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

鉄五郎新道(その6)

2008-04-22 | 奥多摩
ミツバツツジ(蕾)


ミツバツツジの蕾です。
ここのミツバツツジは1本の茎から2つの花が仲良く咲いていました。
「仲良く」といっても背中合わせです。
この蕾のようすをみると、2輪咲くことがよくわかります。
間違って向き合って咲いている花は1つもありませんでした。
向き合っていればもっと「仲良く」みえたのですが・・・(笑)




登山道(2)

金毘羅神社から40分ほど登ると尾根道にでました。
明るい尾根です。
かなり痩せているところもありました。
こんな道を一人で歩くのは少し贅沢です。
ゆっくり周りの景色を楽しみながら歩きました。




イワウチワ特集


またまたイワウチワがたくさん現れました。
足が前に進みません。
標高が高いところほど、花がきれいです。
寒いと花の咲くのも遅くなります。
最初に見た時より色がきれいでした。





みんな元気に開いていました。
太陽を背中から受けています。
あまり光が強過ぎると、全体が白っぽくなります。
風も出てきてなかなか静止してくれませんでした。






こちらは右側の切り立った斜面に群生していました。
太陽を正面から受けています。
下は大きく切れ込んだ崖になっています。
木の枝に掴まりながら、片手で撮影しました。
この花はこんな岩場が好きな花のようです。







これは蕾と一緒に咲いていました。
蕾の時はピンク色が濃いですね。
親子のように思えて、微笑ましく思いました。
次々に花を咲かせるようでした。








最後に三姉妹に会いました。
美人姉妹です。
山で咲く花は天気がよいとこのように大きく花を開きます。
曇っていたり、雨が降っていたりすると閉じてしまいます。
花の姿をみるとある程度天気も予測できます。

ここだけで10分以上時間をかけて遊びました。
グループ登山ではできない贅沢です。
奥多摩にはこの花が咲く場所が他にもあるようです。
今年はここだけで充分満足しました。
ここから先はかなりの急登が続きます。