山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

鉄五郎新道(その5)

2008-04-21 | 奥多摩
シロバナエンレイソウ


シロバナエンレイソウの全体像がないと思っていたら、しっかりカメラに
納まっていました。
全体像はこんな感じです。
葉っぱの割には花が小さいですね。
まだ咲いたばかりのようでした。




イワウチワ(1)


神社から10分くらい登ったところに咲いていました。
今回のお目当ての花です。
待っていてくれて大感激しました。
岩場が好きな花です。
背丈は10cm、花の径も2cmくらいです。
淡いピンク色で花びらの周囲が細かく切れ込んでいます。
葉っぱが団扇(うちわ)に似ているのでこの名前がつきました。





イワウチワ(2)


花びらの周囲が細かく切れ込んでいます。
数年前にこの花の名前を知ってから、一度は会いたいと思っていました。
花の時期が難しく、なかなか会うチャンスがありませんでした。
数年来の恋人に会った気分でした。





イワウチワ(3)


山の斜面に群生しています。
もう既に花が落ちているのもありました。
風があってなかなかきれいに撮らせてくれません。
小さい花を撮るのは難しいです。
ザックを投げ出して腹ばいになっての撮影です。
一人だったので、時間はたっぷりありました。




シキミ


しばらく登ると黄色い花が目に入りました。
近づいてみるとシキミでした。
甘い香りがします。
実は有毒です。
「悪(あ)しき実」の「あ」が取れて「シキミ」になったそうです。
仏壇に供える花だそうで、お墓の周りなどにも植えられています。
山で自生しているのに出会ったのは初めてでした。





ミツバツツジ(3)


ミツバツツジがまた姿を見せてくれました。
このルートにはたくさんありました。
今が全盛のようです。
もう少し上では蕾が目立ちました。
春の山にふさわしい花です。